再びチェンマイ
カメラ紛失事件から一夜
この間なんだかんだ、予定が入っていたので毎日目覚ましをかけていたけれど、
(基本的に宿は毎日安宿、ドミトリーなので無意識に気を遣って3秒で止める→なのにスヌーズモードでそれを2〜3回繰り返すパターン)
今日は朝何もなかったので、久しぶりにゆっくりな午前中
この間を振り返る。
たった数日だったけど、なんだか濃かったな。いろんな人に会った。
チェンライからチェンマイに移動する日は、珈琲屋さん "The Roastery" スタッフの心優しき青年、ハムくんがバス停までバイクで送ってくれた。
お昼も誘ってくれて、ハムくんオススメ、北タイ料理の名物カオソーイを食べて別れた。
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バスが来るまで2時間。
バス停前のカフェで待つか。と入ったけれど、店内満席
ザック降ろしたいなぁ。
と思ってたら、1人の女性と目が合う。
なんか言ってくれてる。(私もうすぐ出るから向かいの席座ってくれていいわよ!)←と、勝手に翻訳。
ありがたい〜!と思って座らせてもらい、どこの国から来たか聞かれたからJapanと答え私も聞いてみる。
最近、隙間時間に中学英語から勉強し直してたのだけれど、なんだかんだでタイ語がメインで翻訳機で会話してたので、突然の英語にドキドキする私。
聞いたら彼女は名前はラウラ、スペインから来たのだという。
私は10年前お遍路さんを歩いた時からいつかスペインの巡礼路を歩きたいと思っていて、今回の旅でも頭の隅っこにその夢は寝ている。
思わず、カミーノ!と伝える。(カミーノ・デ・サンティアゴ。スペイン巡礼路のこと)
聞けばラウラはカミーノをバイクで走ったことがあるという。
住んでるところはバルセロナらしい。
カミーノに来て、知りたいことがあれば連絡をして、と伝えてくれて連絡先を交換する。
ラウラの太ももに入ってるタトゥーがかっこよかったので、伝えてみたら、右の太ももは今朝入れたのよ、と、確かにまだ何かでカバーされていた。
タトゥーとか、海外では身近だけれど怖がりな私は怖いし、遠い世界の話に思えて、今朝かぁ〜なんて思いつつ、眺めてしまった。
別れ際、ラウラが翻訳機で何か書いてくれて、見せてくれた。
"スペインでは別れる時頬に2回キスをします"
と言って、2回、頬にキスをしてくれた。
かっこいい女性だった。
彼女も、時間は違ったけれどこの後バスでチェンマイに行くという
スペインで再会できたら面白いなぁ。
(実は、まさかの翌日、泊まってた宿から外の景色を見ていたら、身に覚えがあるタトゥーが見えて、顔を見たらラウラだった!けど、疲れてた私は眺めて終わってしまった)
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チェンマイに着いた。今夜は約束をしている。
遡ること半年前くらい。
友人に、この冬はどこかアジアのコーヒー園を皮切りに海外を回りたい、と話したところ、タイ北部にオーガニックのコーヒーの木が沢山あるらしいということ、行くならタイに長年住んでる人と繋げてくれると言ってくれて、" ひとみさん" を紹介してもらったのだ。
ひとみさんは、タイと昔はラオスにも、暮らしているという。
連絡を取り合い、去年の秋にはひとみさんが帰国したタイミングで、私の出店先にも来てくれた。
今夜はひとみさんが友人達とご飯会があるとのことで、そこに誘ってくれていた。
着くなり、結構人がいる。
日本人?タイの方?サワディカと言ったらいいのかな?それともこんばんは??
戸惑っていると、日本語で話しかけてくれて、半分以上の方が日本人だった。
タイに来て友人たちと別れて以来の日本人の皆さん。
旅行で来られてる方もいたけれど、住んでる方、住んでた方、春から住む予定の方。日本とチェンマイの二拠点の方。
仕事もいろいろ。
ハーブの出店とオンラインショップを日本とチェンマイでされてる方。マリファナ(タイは今は合法)栽培の会社に働きに来た方、長年旦那さんとチェンマイで暮らされててタイ語もペラペラな方。
昔サッカーのコーチでタイで暮らしてて、今は短期間遊びに来られてる方。
こっちで酵素風呂を立ち上げた方。
娘さんを春からインターナショナルスクールに入れる為に来られてる方。
なんだか、みんな世界が広いなぁ。いろんな生き方があるなぁ。
タイの方たちはマッサージ師さんらしく、いる間にこのお二人からは絶対に受けた方がいい!と、皆さんに強く勧められ、勧められるがままに翌日予約した(笑)
タイ古式マッサージではなく、足ツボマッサージだという。
翌日につづく
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