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信じるということ

対人関係の中で「信じる」という心の働きは、家族、友人、恋人、仲間のいずれにおいても必要不可欠である。


去年の夏、親友と疎遠になったきっかけが「私のことを信用できなくなった」ことだった。


それから私は、信じるということに対して執着的な何かを感じるようになってしまい、「信じるって何?」という自問自答を繰り返すばかりだった。


とある人に、「信じてるからね。」と言われた日。
私は、その時それがとても受け身な言葉に感じた。


信じてるよという言葉を、なんだか私任せで雑に投げつけられたような気持ちになった。

例えると、目上の人から「期待してるよ」と言われるようなものだと思う。そっちは期待してると言うだけで何もしてくれないじゃないか、みたいな。


対人関係で信じるというのはもはや当たり前。
そのうえで、いかにしてお互いの信用を維持できるかが人間関係の肝なのかなと思う。


信用が、お金でもいい愛でもいい。
どんな形でもそこに信用があるならばいい。


ただ、私個人としては、恋人関係において信用を得る方法は努力だと思う。


不安にさせない努力。
愛情を冷まさない努力。
自分自身が変わり続ける努力。
相手と向き合う努力。


今の彼氏とはそろそろ1年4ヶ月になる頃だけど、互いにその努力を欠かさないように過ごせているのかなって思う。

恋人同士でお互いの努力を認めること。
「ありがとう」の言葉でちゃんと伝えたい。


思い返すと、1年前の今頃私は自分のことばっかりで、大事な親友のことを蔑ろにしていた。


相手の気持ちに反して私は向き合う努力を怠った。
その結果としての疎遠期間が生まれた。

今になっては、対人関係における大切なことを知れた大切な経験だった。復縁して今でも仲良くしてくれる彼女には深く感謝している。




互いの努力で信頼関係が培われる。
労力を掛けた分だけ、私たちの信頼関係は強固なものになっていくんだ。

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