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誰もが能力を発揮し、活躍できる企業に。第1回「D&I推進Week!」を開催

こんにちは!モノタロウNote編集部です。
モノタロウでは、D&Iのスローガン 【MoRE!】を掲げ、「熱意と資質を持っていれば、誰でも能力を発揮し、活躍できる企業に」「多様性をはぐくむ社内風土の醸成」というビジョンの実現に取り組んでいます。

D&Iのスローガン 【MoRE!】について

2024年5月20日(月)~24日(金)に、「ダイバーシティ&インクルージョン(D&I:多様性と包摂)」の推進と、社員の当事者意識の醸成を目的に、社内イベント「 D&I推進Week!」を開催しました。
モノタロウとして初めての取り組みとなった当イベントについて、本日はその内容と企画・推進に関わった社員のインタビューを紹介します。

MonotaROのD&Iの取り組みについては、こちらもご覧ください。

イベント開催の目的と開催概要

初開催となる今回は、当社のD&Iの基本的な考え方や取り組みの浸透、各従業員の自主的なキャリア形成への意識醸成、多様な従業員がそれぞれ自分らしく力を発揮できる・成長できる環境づくりのための情報や繋がりの獲得を目的に開催しました。
期間中は、8種類の多彩なプログラムを用意し、社員全体のメーリングリストやチャットルームでの呼びかけ、オリジナルのロゴやオンライン参加者用の背景を作成するなど、社員が参加しやすくなる施策を行い、延べ654名の従業員が参加しました。弊社の正社員数が約780名ということを踏まえると、社内の関心の高さが伺えます。

第1回 D&I WEEK スケジュール

コンテンツのご紹介

ここからは、今回実施したコンテンツよりトップマネジメントトークと3種のセミナーの内容を、ご紹介します。

【1】MonotaRO TopManagements’Talk

代表執行役社長の田村と副社長の甲田による「D&I推進」についてのパネルトークを行い、社員がD&Iに対する意識を高めていくためのメッセージを伝えました。
D&Iを推進することで会社や社会・個人にとってどのような変化があるのか、当社におけるD&I推進における課題などを、自身の経験を交えながら話をし、対面・オンライン併せて185名の社員が参加しました。

【2】キャリアデザインセミナー

モノタロウ初のキャリアデザインセミナーとして、キャリアデザインをテーマに多方面でご活躍されている法政大学 キャリアデザイン学部 廣川教授をお迎えし、キャリアって何だろう?私らしいキャリア形成って?といったテーマについてお話いただきました。社員ひとりひとりが、自分自身のキャリアを振り返るきっかけになり、また今後のキャリアを考えるフレームワークなどの学びが多くありました。


法政大学 キャリアデザイン学部 廣川教授 

【3】障がい者雇用セミナー

新千歳、仙台、成田、中部、関西、福岡、那覇の7空港を拠点とするLCC(ローコストキャリア)である
Peach Aviation社(会社概要 https://www.flypeach.com/corporate)より、同社のD&Iを推進されている「ほなやろ課」黒木課長をお招きし、D&I視点でお話をいただきました。
前半ではダイバーシティ(多様性)について、後半では同社での障がいのあるメンバーが活躍する事例をご紹介いただきました。多様性のある社員が長くやりがいを持ちながら働くために必要なものとは、について学びを深めました。

Peach Aviation社 黒木様

【4】介護セミナー

D&I部会メンバーが、自分事として仕事と介護の両立を考える上で必要だと感じた制度や介護保険の基礎知識と大切にしたいポイントなどを、自身の経験談を交えて話をしました。「いつかは考えなければならない、でもどのように情報収集をすればいいか分からない」といった社員の悩みに対し、具体的にイメージをし、行動に起こすきっかけとなりました。


法務部門 渡辺さん

各種座談会・セミナー

キャリアデザインセミナー後、自身のキャリアについて意見交換をする座談会や、子育てをしながら働く全社員が対象のワーママ・ワーパパ座談会、産休・育休を取得予定である社員の不安解消を目的にした子育て座談会などを実施しました。普段話す機会のない社員同士が、キャリアや子育てについてざっくばらんに話をし、交流を深めました。

企画者へのインタビュー

このイベントの企画、推進をされた沖さんのインタビューを紹介します!


人材組織開発部門 沖さん

・今回、初めてのD&Iイベントの開催でした。開催までの経緯や苦労した点があれば教えてください。
もともと、「国際家族デー」や「対話と発展のための世界文化多様性デー」がある5月に開始したいと思いロードマップに入れていました。今年に入ってから検討を始め、2月から本格的に企画を整理して部会内で議論を進めました。準備期間は3か月くらいです。

モノタロウのD&Iの取り組みは、2021年3月に有志の方々によるSDGsの活動からスタートし、2021年10月にサステナビリティ委員会の体制ができ、現在のD&I部会が発足しました。
2023年末までは、モノタロウとして、どのようにD&Iを定義するか、何を目的として言語化するかなど、ベースとなる考え方を作ることに力を入れました。合わせて、働き続けることができる土壌を作るためニーズを収集し、制度面の整備を進めました。
セミナーなどの開催により様々なバックグラウンドについて理解が進んだことや、制度の利用者が増えたこと、くるみん・えるぼしの取得など、一定の成果につながったと考えています。

2024年以降は、障がい者雇用への取り組みに力を入れると共に、モノタロウのダイバーシティ&インクルージョンの考え方や取組みについてより多くの方に知っていただく・参加いただくための活動をしていきたいと考えています。その1つとして、D&Iを「誰にでも当てはまること」「自分ごと」と捉えていただくため、推進Weekという形で集中してイベントを実施することにしました。

今回講演いただいた方はどのような経緯で決まったのでしょうか?
何をテーマにしたセミナーを行いたいかは早めに決まったのですが、どなたに話していただくのかを決定するのには時間がかかりました。例えば、キャリアデザインセミナーについては、「初回のキャリアセミナーとしてどのような話をしていただくか」というテーマで候補となる方をリストアップし、最終的に、廣川先生(法政大学キャリアデザイン学部教授)にお受けいただくことができました。
また、Peach Aviation㈱の黒木様は、障がい者雇用の取り組みでご協力いただいている関係先からご紹介をいただいたことがきっかけで実際にPeach Aviation社のオフィスを訪問させていただいたこともあったため、今回はぜひ全社に向けてお話をいただきたいと依頼し受けていただくことができました。当日は実体験に基づいた内容をとても熱くお話いただき、改めてダイバーシティについて考える貴重な機会になったと感じています。

第1回目を開催した感想、参加された従業員の皆さんからの反響はどうでしたか?
今回は、セミナー・座談会を合わせて延べ654名と多くの方に参加して頂きました。また、セミナーごとのアンケートの回答も「会社のトップから改めて具体的な考えを聞けてよかった」「自分でキャリアを作っていく、その考え方を学ぶことができた」「全ての社員にとって働きやすい・活躍できる環境を考えていくこと、という言葉が印象に残った」など前向きなコメントが多く、当社におけるD&Iについて知っていただく、考えていただく機会にすることができたと思います。

・2回目の開催予定や、今後の展開はありますか?
会社全体の取り組みとして認知いただく、自分ごととして捉えていただくという目標にはまだまだ道半ばですので、今後も継続して実施していきたいと考えています。年に1度のイベントとして続けていく方針です。

いかがでしたでしょうか。

モノタロウでは、今後も継続して「D&I」の推進に注力し、多様な強みをさらに掛け合わせ、「熱意と資質を持っていれば、誰でも能力を発揮し、活躍できる企業に」「多様性をはぐくむ社内風土の醸成」というビジョンの実現に取り組んでいきます。


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