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ニューノーマルな働き方にも対応!モノタロウのリモートワークにまつわるあれこれをご紹介

コロナ禍によりオフィスに縛られない働き方が当たり前となりつつある今日、モノタロウでもリモートワークをはじめ時代に即した制度の導入が進んでいます。
今回は当社での在宅勤務の実態を、当社の制度・勤怠データ・社員の声といった様々な側面からお伝えします!

コロナ禍で生まれた福利厚生・制度

(こちらの内容は2021年9月時点のものです。)

在宅勤務に関わる手当
在宅勤務が中心の生活となり、PCをはじめとする在宅勤務用の機器や夏場・冬場のエアコンなどで水道光熱費が上がった、という方も多いのではないかと思います。

モノタロウでは在宅勤務を実施した営業日の水道光熱費相当の手当を支給しています。
また、自宅のネットワーク回線を業務に使用する場合は在宅通信手当を支給しています。

在宅勤務環境の構築支援
金額に上限はありますが、在宅勤務時に必要なPC周辺機器は、業務上の経費として精算することができます。
対象となる機器はマウス、キーボード、Webカメラといった機器をはじめ、なんとWeb会議用のグリーンバックといったものまで!商談やミーティングにWeb会議ツールを使うことが当たり前の今、非常に嬉しい制度です。

加えて、在宅勤務用のノートPC、27インチのディスプレイ、社用携帯といった備品の貸出も行っており、自宅であってもオフィスとほぼ変わらない環境で勤務することが可能になっています。

ワクチン接種時の勤怠の取り扱い
就業時間内にワクチンを接種する場合、移動時間を含め有給での就業免除として、外出ができるようになっています。また、副反応で当日その後の就業が難しい場合についても、同様に就業免除となります。
また、接種翌日に副反応で就業が難しい場合は、通常の有給休暇とは別に、特別有給休暇として休暇を取得することができます。こちらはワクチン接種1回目・2回目ともに適用されます。

オンライン懇親会の支援
在宅勤務へと変わったことで、社員間のつながり、横のコミュニケーションのあり方も、以前とは違う形に変わってきています。

元々、年に5回のグループや部門、全社シャッフルでの懇親会費用の補助がありましたが、現在では社員同士のオンライン懇親会に対し、1ヵ月に1回まで補助を支給しています。上限は3,000円となり、ちょっと贅沢なおつまみも購入できる金額となっています。(実際に過去、メロンを持ち込んだ社員もいたようです)

懇親会の参加人数や開催範囲など、制限は一切無し。
多人数が集まって行われる懇親会が忌避されるこのご時世でも、社員同士でカジュアルなコミュニケーションが維持できるよう配慮された制度となっています。


勤怠面から見る変化

ニュースなどを見ていると「在宅勤務になったことで残業や労働時間が増えた」という声を耳にするようになりました。出社の手間がなくなるメリットと同時に、いつでも仕事が出来てしまう・仕事が頭から離れない、という在宅勤務の難しさを感じられますね。

モノタロウでの働き方はどうでしょうか?勤怠データから、働き方の実態を調査してみました。

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所定時間外労働時間の1ヵ月あたりの平均は、2019年:15.9時間、2020年:16.5時間、2021年:16.4時間となり、リモートワーク開始後に微増しているものの、2019年と比較するとあたり30分程度の増加となっています。
背景の1つとして、各グループで終業前にZoomで終礼を行っていることにより、在宅勤務の環境下でも、オンオフを切り替えながら業務に取り組めています。

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つづいて、平均休暇取得日数です。
モノタロウでは、1年間のどこかで連続した5営業日の休暇取得を推奨しており(前後の土日と併せて最大9連休にできます!)、
コロナ禍以前はお盆や年末に合わせて取得する傾向が高くなっていました。

こちらは在宅勤務中心の2020年以降も傾向としては変化なしとなっています。また、年間の休暇取得日数の平均も2019~2021年で変動はありませんでした。
一人ひとりが自分の都合に合わせて休暇を取得できていることがわかります。


在宅勤務の実態と社員の声

モノタロウにおけるリモートワークは2020年3月に本格スタートしています。
もともと「ひとつのオフィスに全員で集まる」こと、そこから生まれるコラボレーションを重視してきた当社でしたが、
新型コロナウイルスの蔓延を危惧し、可能な限り在宅勤務にシフトするよう、早々に各制度や環境の立ち上げ・整備を行いました。
また、コロナウイルス終息後についても、在宅勤務可能な部署については週2~3日の出社と在宅勤務を織り交ぜ、それぞれのメリットを取り入れながらニューノーマルな働き方を可能とする勤務形態を検討しています。

2020年10月(緊急事態宣言は出ていません)の、全社員の勤務状況の実態をご覧ください。

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緊急事態宣言が出ていない時期であっても、全社員の4分の3近くが在宅勤務を実施しており、40%以上は週4日以上在宅勤務となっています。
物流の現場やお客様に直接関わる社員など、どうしても在宅での勤務が難しい社員も一部いるものの、この半年間で在宅勤務という働き方が当たり前になってきている様子が伺えますね。

そんな中で課題となるのは、やはりコミュニケーション。
実際に在宅勤務から半年後の社内アンケートでは、以下のような声が上がっています。

・Web会議ツール越しの会話がやりづらい。目を見て対話することの重要性を痛感している。
・商品やカタログといった現物を確認するMTGや、細かくやり取りをする必要があるものにおいては、機器のスペックがもっと必要。自宅では備品の不足が生じやすいので、今後もっと拡充してほしい
・部下が課題を抱えていないか気になる
・誰が出勤・休みか、どんなシフトかが分からず、スケジュールが組みづらい


こういった社員の声を制度や運用に落とし込むことで、在宅であっても支障なく勤務できる環境づくりを進めています。
ほんの一例ですが、下記のような制度を実際に運用しています。

■朝会・夕会を実施し、日々の業務の進捗確認や相談を毎日実施
■リモート環境下であっても上長との1on1を必ず週1回実施。都度議事録を残す。
■PC周辺機器の補助対象外となる備品であっても、業務に必要と思われるものは個別に判断し、必要性が認められた場合は経費で購入可能とする
■社内で使用しているクラウドカレンダーにその日の勤務形態を必ず記載(在宅or出社、休暇など)
…etc

今後も社員からの様々な声を、実際の制度や福利厚生として反映していきたいと考えています。


いかがでしたでしょうか?
ぜひこの記事を読んで、ニューノーマルなモノタロウの働き方を想像していただけたらと思います。
制度に関する質問など、皆様からの声があればご連絡をお待ちしています!


モノタロウではともに働く仲間を募集しています!