見出し画像

モノは作るだけでは売れません。

近年インターネットやSNSの発達で、各々の持っている強みを活かし協業することが当たり前になりました。

一方そうでない業界では未だ分断されたままです。そしてその溝は時間が経てば経つほど深くなっていきます。

これまでの製造業はモノを作るだけで良かった。
小売店はモノを売るだけで良かった。つまりは自分達ができること一つに特化しておけば良い時代でした。しかし同時に溝ができ分断されてしまいました。

日本の町工場でも同じようなことが起こっています。地域による分断、生産者と販売者の分断。しかし今社会から求められることは分断ではなくあらゆる人が垣根無く交じり合いながら新しい価値を作っていくことです。

最近では地域の町工場同士で繋がり一つのグループとして動いていく流れが様々な地域でできはじめています。

https://mova.chiba.jp/

そこにはモノづくりのプロの方々が集結しています。しかしあくまで モノ “づくり” のプロの集団 です。モノづくりに求められる筋肉とモノを消費者に売る筋肉は全然違います。

プロダクトデザイナーの方々も町工場のto C向け商品の開発に積極的に関わっています。しかしあくまで モノを ”美しく見せること” に特化したプロ です。デザインが美しいから売れる訳ではなく、売れるための一つの要素でしかありません。

『町工場の技術を活かしデザイナーと美しいモノを企画。資金を集めたいからクラファンへ出品。そこそこ反応が良かったから自社サイトを作成し販売開始。SNSを運用するリソースもお金もないため売れても数個・数十個。たまにメディアで取り上げられ一瞬火が付くが持続性はなく・・・』

このようなループもよく見かけます。町工場がto C商品を製造するには様々な目的があるのでこれでも良いのですが、商品によっては正しくない売り方なのかもしれません。

私は本業でライセンサーと小売店に売場提案を行ったり、OEM商品の作成、芸能人を起用した商品企画など、様々なモノを介した企画を行ってきました。だからこそ見える課題点があります。

https://note.com/monorite/n/n1c82c36156c9

記事の内容を要約すると、メーカーも小売店ももっとリスペクトし合い、各々の強みを活かしていきましょう。他の業界とも関わり、ワクワクするような企画を考えていきましょう。そしてそのような仕組みをどのようにして作っていくことができるかが2023年の目標です。という記事です。

ここからは私が行っていきたいビジネスの話をしていきます。まだまだ空想段階ではありますが記載していきます。

事業の幅として初手は “キッチンに関する商品” をメイン軸で行います。もちろん他品群商品でも問題ございません。

【ありたい姿】
作るだけで売れる時代は終わりました。しかし新たな価値を持った商品は変わらず求められます。思いついたアイデアがある。でもモノの作り方や売り方が分からない。日の目を浴びてほしい技術や商品がある。しかし活かし方やスケールのさせ方が分からない。そういった方々に対し、これまで培った流通業界での知見や繋がりを活かすこと。

また、あらゆる分野の人が垣根無く交じり合いながらワクワクするような企画や商品を生み続けるようなチームの結成。

【事業内容】
◾️モノづくり企業のマーケティング支援。
商品の企画段階から参画させて頂き、コンセプトやデザインの相談や発売してからのオンラインサイト立ち上げや小売店への販売支援などを行う。

◾️メーカーや小売店のPB事業部に企画を売り込んでいく。
メーカーや小売の方は日々の業務もありなかなか新たな企画を考える余裕がない。また他業界との繋がりも少なく、新しい発想がでてこない。そういった企業に企画を販売していく。

【事業を行う上で必要な固定人材】
・ブランディングが得意な人材
・プロダクトデザイナー
・LPやWEBサイトを作成できる人材

【今すべきこと】
・商品を製造してくれる町工場やメーカーを多く抱えること。

現時点ではこういったプランですが動きながらブラッシュアップできればと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?