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NY連載 Vol.1|ニューヨーク暮らしでの「セルフケア」

こんにちは!

4月からニューヨークに来て英語と世の中を勉強しています、さおりです。ご縁あって少し前からパートタイムでmonopo New Yorkにジョインしています。

いきなり個人的な話をしてしまうのですが、新卒からビジネスプロデューサーというジェネラリストな職域で働いている中で、スペシャリストに強い憧れを抱くようになりました。

アイデアがまとまらず行きづまっていたプロジェクトの、ある日の打合せ。コピーライターが持ってきた言葉による「情報の整理」とその「アウトプット」に胸が熱くなり、私もこの脳みそがほしい!と思ったことがキッカケです。

そこから、本を読み漁ったり宣伝会議の講座や小霜さん&米村さんのnp.広告学校に通ったりと、少しずつコピーの勉強をしています。大修行中の身ですが、”コピーを書いています。”と言えるようになるまで、粘り続けたいと思っています。

そんなご縁で、monopoNYのnoteを書かせてもらっている次第です。

NY連載では「ニューヨーク発見記」をお伝えしていく予定です。こちらで生活して感じる日本との違いやプロダクト・ブランドのトレンド、話題になっているクリエイティブなど。発見記なので比較的カジュアルな内容になるかと思いますが、気軽に読んでいただけたら幸いです。

photo source: https://www.travelandleisure.com/travel-guide/new-york-city


海外に長期で住むのは初めてだったので、ニューヨークに来てからの3ヶ月はカルチャーショックの嵐でした。居心地の良い環境から飛び出して慣れない地での生活は、思っていたより簡単ではなかったです!(現にいまも2回目の家探しで四苦八苦…)

ここ3ヶ月で特に意識したのが、こころとからだのセルフケア。


不況や政治的要素で常に不安がつきまとう日々の中、メンタル・フィジカルヘルスが良くない状態であればそれを改善し、良い状態であればそれを保ちながらさらに良くしていけるように自分自身で自分のケアを行うことは、国内外問わず今をサバイブするために大切なスキルになってきていますよね。


強烈なエネルギーを持つニューヨークに住む人々はよりセルフケアやウェルネスにフォーカスしているなと感じたので、今回はニューヨーカーたちが生活に摂り入れている(であろう)セルフケアをご紹介したいと思います。

NYブランチのManagement Director のとしか、Art Directorのめい、そして私の女3人で話しながらまとめたので、女性目線のものが多く粒度もマチマチですが、悪しからず。

Image source: freepik


・CBDプロダクトで気分の切り替え


日本でもだいぶ浸透していますが、ニューヨークではCBDショップがあちらこちらに。D2Cのオンラインショップも充実しています。

2020年に行われた調査によると、CBDを試したことのあるアメリカの成人は全体の3分の1以上にも及んだとか。その内、7人に1人が毎日使用していると答えています。

別の市場に関する調査では、2020年のCBD製品の売上高は約50億米ドル(135円換算で日本円にして約6,750億円)にものぼったと発表されています。2025年までには約170億米ドル(約23兆円…)に達すると予測されています。

photo source: Iryna Veklich / Moment / Getty Images


釈迦に説法かもしれませんが、CBDついて少しだけご説明を。CBDとはカンナビジオールの略称で、ヘンプ(大麻草)に含まれる天然成分の1つです。カンナビジオールは、ヘンプのさまざまな部位(花や葉、茎、根、種子など)から抽出することができます。

CBDを摂り入れる人がいまどんな状態か、また量や濃度によってによって効能もさまざまですが、主には心身の深いリラックスや 、ストレス緩和、不眠、炎症(肌荒れなども)の緩和効果があると言われています。(参考


ELLEなど多くのメディアで取り上げられている「Prima」。Calmなライフスタイルの中で自分をトリートするためのアイテムとしての魅せ方が素敵。


CBDはオイルだけでなくグミやボディクリーム、ここ1.2年でドリンクタイプのプロダクトも盛んになってきている印象です。

カラフルな見た目に反して味は控えめ。効果はダウナー寄りで、寝る前のリラックスタイムにぴったりのドリンク。


生活にメリハリをつけるために重宝しているアイテムのひとつです!


・Sound Bathingで深いリラックス


サウンド・バス(音の沐浴)とは、クリスタルボウルや民族楽器など、多様な音に包まれることで深いリラクゼーションに導いていくヒーリング法のこと。

photo source: freepik


サウンドヒーリングは何千年もの間行われてきた伝統的なヒーリング方法ですが、ここ数年人気が高まっている理由の一つに、スマホやデジタル世界とのつながりを一時的に断絶する場を提供している点が挙げられます。

生の音が不可欠なサウンド・バスはスマホから強制的に離れるしかありません。セージなどの心地よい香りに包まれながら、マットに横になり目を閉じ、時にはいくつものキャンドルに囲まれることも。

クリスタルボウルや音叉(チューナー)、ウインド・チャイムなどの楽器の音や言葉に導かれ、体と心に深いリラックスを感じることができそうです。

私はまだ試したことがないのですが、彼女のセッションが気になっているので近々予約を取って体験してみるつもりです!

日本に帰ったら受けてみたいのが、HIKOさんのセッション。よかったらチェックしてみてください。

大阪生まれNY育ち、先述のSARAさんともお知り合いのようです。2019年に日本に帰国され、最近ではadidas tokyoとのリトリート企画なども実施されていました!


・美容/栄養ブーストで体調管理


ニューヨークに来て驚いたことの一つが、ドラッグストアやスーパーに売っているサプリメントの種類の多さ。この写真が裏付けるように、こちらの人たちにとって、食事で補えない栄養素をサプリで摂ることは、当たり前。

photo source: dreamstime大きすぎる。

私も彼らの意識にインスパイアされ、自分の体調に耳を傾け健康状態をネットで調べ、サプリをストックするようにしています。
一時期は10錠ほど飲んでいましたが笑、アメリカのサプリは1粒が大きくてしんどくなり今は厳選した4錠に落ち着いています。

大きすぎる。


自分に合ったサプリを診断してくれるアプリサービスもちらほら。


日本のサービスだと、肌悩みに沿ったサプリを提供する「FUJIMI」「KINS」が近いでしょうか。

また、ニューヨーカーにとってKombuchaのストックも欠かせません。消化器系の健康を促したり、抗酸化作用があったり、免疫力を高めてくれるKombuchaは、大手スーパーマーケットのWhole Foods MarketやTrader Joe'sの棚にも必ず置かれています。

天然の万能薬と言われているKombuchaは、体調が良くなる実感を得る人が多い模様。だから大手スーパーの棚を取れるほどの人気があるのだと思います。

「Follow Your Gut」と打ち出すHealth-Adeは、カリフォルニアに住む夫婦とその友人がFarmer’s marketからスタートさせたブランド。


・読む時間でインスピレーション


ニューヨークに来てからより色んなバックグラウンド、職、考えの人と話すようになり自分の知識不足を痛感する日々なのですが、そんな時のインプットはやはり読むこと。

本、雑誌、キュレーションサイト、ブログなど無限のオプションがありますが、さいきん楽しく読んでいるのは、HI(NY)LIFE.

去年の12月に投稿は終わってしまったのですが、デザイナー / 経営者 / 妻 / 母であるHitomi Watanabe Delucaさんが5年間かけて綴ってくれた文章には、忙しい日々の中でも自分に丁寧に接し、しなかやに生き抜くためのTipsがたくさん詰め込まれています。

彼女が実際に使っているデザインのインスピレーションサイトなども紹介されていて、とても参考になります。彼女のインスタも素敵なのでぜひ覗いてみてください!

また、最近英語の勉強のために英字の本も読み始めたのですが、ニューヨークのブックランキングを覗いてみるのも、ニューヨーカーの嗜好を映しているようで面白かったです。


ちなみに先日STRANDに行った際は、村上春樹さん、石黒カズオさん(イギリス国籍)の本がBEST OF BESTの棚に堂々と並んでいました。

ニューヨークの老舗ブックストア STRAND


さいごに − 自分のリズムを大切に


アフターコロナの時代、メンタルヘルスマネジメントは大事だとわかっていても、難しいトピックでもあると思います。

当たり前ですが、セルフケアに正解はありません。
ランニング、サウナ、食事、お酒、睡眠、瞑想など、自分自身のリズムを見失わずに「いい状態」で過ごすために必要だと感じたものは、積極的にとりいれて試してみる習慣がキーなのではないかなと思います。


私自身、「いい状態」をキープしながらこれからもっともっとニューヨークにディープダイブしていきたいと思いますので、またニューヨーク発見記(成長記?)を綴らせてください。


それでは🗽


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