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健全な肉体に宿る健全な精神

武術研究家のモノノフです。僕は以前から『肉体』と『精神体』があって、それらが同じ位置にある『統一体』がいい状態だといってきた。そういう風になるように心がけてきた僕が実際はできていなかった。

今回は先日あった僕の失敗について投稿したいと思う。

3歳の男児がいるのだが、子供がわがまま放題だ。注意すべきところは注意しているが、子供はそんなことお構い無し。暴れ回るのだ。

その日は珍しく僕は1日休みだったので朝から少ししんどいなと思いながらも、子供と全力で遊ぶぞと覚悟を決めたはずだった。朝から一緒に遊んだ。階段の上り下りにハマっていて30階分ぐらいの上り下りに付き合った。そのほかにも水遊びもしたし、なんせ子供に付き合うようにした。夕方頃には僕の体力は売り切れ、段々とイライラが募ってきていた。

そして、子供が盛大にトイレで失敗した。もはやトイレでしたんではなく、便器の前で用をたしたんじゃないかというぐらいの失敗。
『落ち着けオレ!子供は失敗するものだ。イライラしてはいけない。』
そう思いながら
「〇〇くん、お掃除するからママのところに行っていてくれるかな?」
と言って、向こうにやったのだが、すぐにこっちにきて
「ゲギャギャギャ!」と笑いながら邪魔をしてくる。
「あっち行っててくれるかな!怒」
その時はあっちに行くがまた
「ゲギャギャギャ!」と笑いながら邪魔をしてくる。

イライライライライライラ・・・

「あっち行けって行っているやろ!怒怒怒」

子供が泣き叫ぶ。

子供「ぎゃーーー!!!泣」

余計にイライラが募る。あまりに大量なのでトイレットペーパーを大量に消費しながらセッセと拭く。トイレの便器からなにから隅々まで拭く。こんなもんかとトイレをジャーと流すと、ブクブクブクという音をたてながらいつも以上に水位が上がってくる...
トイレが詰まった...

あーーー!!!!!

我が家に僕の叫び声がこだまする。そのあと冷静になるためにも100均に行ってトイレをスッポンとする器具を買いに行く。落ち着いてから帰って子供に謝ろうと思ったら、子供から
「おトイレ失敗してごめんなさい。」
と言われた。むしろ完全に僕の失敗だ。
「お父さんの方こそ怒ってごめんなさい。」
と言って仲直りということになった。

普段ならこのぐらいで怒るようなことはしないのだが、この時は怒ってしまった。子供に申し訳ないなと思いながら過ごしていると、夜に僕が高熱を出した。おそらくだが、僕はずっと体調が悪かったのだ。思えば心当たりがある。朝からしんどい感じがあった。

僕の理論で言うと『肉体』が体調不良のため、『精神体』がいつもより『肉体』からズレていたのだ。『精神体』が『肉体』からズレているとイライラするというのは以前の投稿から書いている通りでそうなったのだ。

『肉体』が健全でないと『精神体』があるべき位置にいないためイライラするのだ。健全な肉体に宿る健全な精神ということで、『精神体』を磨くのも大事だが、『肉体』がついてきていないと『精神体』も鈍くなってしまうのだなと子供に教えられたのでした。

モノノフ


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