子供のアレルギーは減らすことができる

武術研究家のモノノフです。子育て投稿が意外と読まれているので、投稿します。

皮膚科医のほとんどが知っているのに一般人のほとんどが知らないアレルギーに関する知識がある。内容は

子供のアレルギーを減らす

ということだ。これは論文が何本も出ていて誰も否定する内容ではない。みんなに知ってほしい内容だ。そもそもアレルギーとはなんだろうか。

免疫の過剰反応

とまとめるとわかりやすいかもしれない。最近は免疫力という言葉が一般的になっているが、免疫力も強すぎるとアレルギーや自己免疫疾患の原因になる。強すぎてもダメなのだ。僕はいつも言っている。

健康はバランスだ

さて、アレルギーはどうして起こるのだろうか。もともと遺伝子的な問題のものは別として、食事や生活環境から作られることが多い。少し難しい話になるが、ヒトの身体にある免疫は『自己』と『非自己』を見分けて『非自己』を攻撃するようにできている。要するに自分と自分じゃないものを見極めて自分じゃないものを攻撃するということだ。ちなみに間違って自分を攻撃してしまう病気を『自己免疫疾患』と言う。アレルギーは自分じゃないものを認識しているが過剰反応している状態だ。

本来食べ物は口から入る。口から入ったものは栄養として取り入れないといけないので、『非自己』でありながら、身体の中に入ることを許される。免疫がある程度許してくれるようになるのだ。これを『免疫寛容』と言う。『免疫寛容』がしっかり起きていればアレルギーの心配はないのだ。

ただ、きつく『非自己』と身体が認識してしまうことがある。それは皮膚から入ってきたときだ。本来皮膚バリアで守られているのだが、傷があったり、皮膚が荒れていたりすると、皮膚から入ってしまうことがある。この皮膚から入ってきたものに関しては『非自己』と強く認識する。

皮膚から入ってきたものはアレルゲンになりやすい

のだ。口から入ると『免疫寛容』を受けることができる。このことから皮膚科医が推奨するアレルギーを作らない方法は

お風呂上がりにしっかり保湿をする

ということだ。生まれてから1日1回でいいので、お風呂上がりに全身保湿するのだ。そうすると、アレルギーを作りにくい子供に育つ。いつまでなのかと言われるが、最低1年は見ておけばいいかなと個人的には思っているが、子供のうちは肌荒れがあれば即対応すべきだろう。
それに加えてアレルギーを子供に作らないコツは

部屋の掃除をしっかりする
子供が口にものを入れたがる時期にいろんなものを口に入れる

ということだ。部屋の埃の中に食材が混ざっていてそれが肌荒れにあたると良くないのだ。そして、口に入れたがる時期にいろんな食材などを口に入れてあげるとその食材に『免疫寛容』を受けることができるということだ。

僕は荒唐無稽なことを言っているのではない。この内容は卵とピーナッツバターでは証明されていて、他の食材でもそうだろうと言われている。

もっと言うと一つアレルギーを持つと

アレルギーマーチ

と言ってドンドン他のアレルギーを持つことが多いのだ。そもそもアレルギーを起こさないことが何より大事なのだ。

ということで、皮膚科医のほとんどが知っているのに一般人がほとんど知らないアレルギーを減らす方法でした。ちなみに保湿に使うものは高い乳液とかである必要はありません。ワセリンで十分です。

ちなみに科学的根拠のあるスキンケアは『保湿』と『UVカット』だけです。他のスキンケアは全く意味のあるものはありません。いらんことしないほうが美肌にいいです。

モノノフ

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