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武術物理学というものを作った

武術物理学という言葉を知っている人はいるだろうか?
いるはずはない。僕が作った造語だ。

今まで格闘技や武道において物理的なアプローチをしてきた人はいくらかいた。
僕はいつも武道家、格闘家の頭悪い問題には常々問題提起をしてきた。
頭のいい人は物理的なアプローチを考える。
しかし、古典物理だけではどうにもならない部分がある。
YouTubeチャンネルに『ゆっくり武術解説チャンネル』なるものがある。
これが典型的な頭でっかちの物理理論をひけらかすチャンネルだ。
中途半端な頭の良さから間違った答えを導き出している。
悪い意味でいい例と言えると思う。

しかし、このチャンネルが説明できない現象が武術では起きるわけだが、
現象を科学的に説明できる人がいないせいで助長させることになる。
「やらせ」だといわれるのだ。

しかも、このタイプの人は自分でこねくり回しているだけで、
実際そういうことをしている達人に会いに行ったりしない。
自分を守っているのだとは思うが、まぁそうなる。

ただ、これは反論できない方にも問題がある。

どういったすれ違いが起きているのかというと、
頭でっかちのひとは人間を非常に簡素な無機質のロボットの
ように考えて計算してしまっている。
これが間違いなのだ。

厳密に言うとそういう考え方をした方がいいこともあるので、
100%悪いと言うものではないのだが、
すれ違いはここで起きる。

実際のヒトが持っている能力の変数が代入されていないから、
計算できないのだ。
この変数を式に盛り込まないと絶対に計算できない。
そして、そのことをあまり誰も気がついていない、もしくは指摘ができないので、
頭でっかちを助長させてしまうのだ。
ちなみにその変数というのは、

ヒトの身体は力の方向を変えることができる

ということだ。
本来は光のように直線に動く物理的な力を、
ヒトの身体は光でいうところの光ファイバーのように
力の流れを変えることができる。
これは簡単な実験で証明できるので、
やればわかる。

ここからさらに解剖学や生理学を織り交ぜ、
なるべく古典物理で証明できるようにしたいと思っている。

以前にも書いたことがあるのだが、
「合気道は物理で、合気は物理じゃない。」といっていた人もいた。
自分の実験で脳波が相手に影響していることを証明した。
という動画が上がっていた。

脳波が影響するのは僕も指示する。
しかし、脳波などの波動の影響を物理としない。
これは納得しかねる。

むしろ近代物理の量子力学の分野だ。
この人は物理を知らないだけなのだ。
脳波の他人への影響に関しても量子力学で説明できる。

むしろ僕は素領域理論が正解だと思っている。

やっと科学が武術に少しずつ追いついてきたと言えると思うのだが、
そのことをもっと広めていきたいと思う。

僕は解析できた技に関しては、おおよそ似たようなことができる。
ただ、あくまで劣化版だ。
やはり技というには精度や練度が甘い。
そこが自分の道場がなくて、ヒト相手に練習できていない僕の欠点だろう。
本当はもっと研究したいのだが、
本業もあるのでいやはや、、、
仕事中に従業員を殴って技術練習ですといっても
それはパワハラだ。

そのほかにも僕なら色々と説明できることがある。
現代ではあまりされていないが、
塩田剛三先生の人差し指で突く演舞があるが、
僕はあれができる。
もちろん劣化版であり、塩田剛三先生ほど力を集約して
相手の隙をつき、ズバッといけるものではないが、
似たことはできる。
それも抜き手をめちゃくちゃ鍛えてとかそういうことではない。
僕は職業柄手が非常に大事なので、そんなことはしない。
部位鍛錬をしていないができるのだ。

塩田剛三先生のお孫さんの塩田将大さんが色々YouTubeで頑張っておられるので、
この記事を読んで声をかけてもらえたら、
教えることができる。

塩田将大さんは頭が良さそうなので、
そういったアプローチをして世の中に広がっていって、
よくわからないN数1の経験だけで指導をする指導者が
いなくなればと思います。

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