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健康志向子育ての注意点

先日ヴィーガンは医療を受けるべきではないという話をした。

ヴィーガンは医療を受けることを放棄すべき

医療のことを知らないヴィーガンがいると思うので、
情報共有のためにしたのだが、もう一つ問題がある。

これは宗教2世にも近い問題で、
健康志向子育ての子どもが栄養失調になるケースがある。
これはヴィーガンだけでなく、
ベジタリアンや母乳信仰にも通づるものがあるのだ。

例えばどういうことかというと、
母乳信仰のある母親の母乳が出にくいという場合がある。
そのときに母乳が出にくいことによって母親も疲弊するし、
子どももまだうまく飲めないのに
母乳が出にくいと飲んでる途中に疲れて寝てしまったりする。
そうするとすぐにお腹が空いて短時間のサイクルで
お腹が空いたと泣く。
母親が授乳する。
母乳が出にくい。
子ども疲れる。
ゲップのときに母乳を戻す。
授乳やり直し。
子ども疲れて眠る。

みたいなことをして、
現代日本では数少ない赤ちゃんの栄養失調が出来上がる。
母親の疲弊に対して見返りがマイナスという悲惨な結果になる。

僕はこういった場合は迷わず粉ミルクを使うようにいっている。
毎日のことなので、母親にもストレスだし、
赤ちゃんにもいいことはない。

離乳食を通り過ぎて、
一般的な食事ができるようになったとき、
子どもは身体を作るためにタンパク質が必要になる。

このときに肉で摂れるなら肉で摂ればいいのだ。

ヴィーガンやベジタリアンの人はよくいう。
「豆などの植物性タンパク質で事足りる。」と。

これは別に間違っていないと僕も思う。
植物性タンパクは有効だし、
納豆や豆腐を子どものうちから多く摂ることは僕も推奨する。

しかし、子どもが納豆や豆腐を好んで食べ、
かつ、十分な量を毎日摂ることは可能なのだろうか?

子どもは好き嫌いも多いし、
よほど大豆が好きな子どもでないと現実的ではないといって過言ではないだろう。
食べ物が他になければ食べるかもしれない。
しかし、現代日本で他に食べ物があることを知っている子どもが、
好き好んで納豆や豆腐を毎日足りるだけ食べることは可能なのだろうか?

つまり、できる親子がいるかもしれないが、
みんながみんなそれをするのはかなり不可能に近いといっていいだろう。

そのほかの栄養に関しても、
肉はかなり優秀だ。
日本なら魚でもいいだろう。
つまりバランス良く食べましょうということだ。

自分の考えで自分がサラダを食べるのはいいと思う。
僕もサラダを多く摂る生活をした方が体調がいい。
他の人も体調が良くなることもあるだろう。
しかし、現代はいいものがあり、
子どもの成長も良くなるなら使えばいいのだ。

現代では経済的な理由とは別に
親の思想によって
栄養失調になる赤ちゃんがいるということは知っておくべきだろう。

その子どもにどのような才能があったとしても、
ベースとなる身体が弱くなると、
才能を発揮するのも難しくなるのだ。

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