幼児教育の是非

幼児教育はするべきか否か、という問題がある。
特に5歳以下の子供の教育にお金をかけた方がいいというのだ。

これは論文で証明されているところがあるので、
幼児教育は『是』ということになる。

このこと自体に全く反論はない。
しかし、僕は思うことがある。

幼稚園の頃から日本に住む日本人が英語を習ったり、
椅子に座って何時間も座学としての勉強をすることがいいことなのだろうか?

僕は科学的根拠はないが、5歳以下の子供の座学は30分以下が望ましいと考えている。

むしろこの時期は外を走ったり土を触ったり、子供同士で遊ぶことの方が大事だと思うのだ。

正直座学的な勉強は後からでも十分追いつくことができるのだ。
この時期に育てないといけない力は

非認知能力だ❗️

認知能力は数字でわかるような能力だ。
勉強の成績や、テストの点数などがこれにあたる。

非認知能力はこれらで表すことのできない能力だ。
グリットと言われるようなやり切る力や、コミュニケーション能力など、
数字で表すことのできないような能力だ。

そして将来仕事ができるできないは非認知能力の方が大事ということをみんな知っている。仕事のできるできないは学問的な勉強より、グリットやコミュ力の方が大事だということは論文がある。

僕の勝手な判断だが、非認知能力は人間としての幹や根にあたる部分だと考えている。認知能力は枝振りや葉の成りというところだ。

幹や根がしっかりしていない木は葉や枝がいくら綺麗についても風に煽られると根本から折れてしまう。しかし、パッと見は綺麗に見えてしまうのだ。
これはいい大学出て就活に失敗してそこから引きこもりニートみたいなことだと思う。

幹や根がしっかりしていると、例え強い風に吹かれて、葉や枝が多少傷ついたとしてももう一度大きく生やすことができるのだ。中卒や高卒でも何かをやり遂げられるのはそういうひとだと僕は思う。

これも全く科学的根拠がないのだが、感じていることを書く。
それらの幹や根を育てるために必要な要素として『親といる時間』があると思うのだ。

これは父親でも母親でもいい。
どちらかの親がいつでもいる環境を与えることが大事なように思うのだ。

つまり、幼児教育にお金をかけるぐらいなら両親共働きで保育園に子供を預けるのではなく、両親のどちらかを働かなくして収入を減らしてでも子供の時間を作ることに労力を割くべきだと考えている。

これが正しいかどうかはわからない。科学的根拠はない。
僕が子供と接していて感じた経験談だ。

みなさんはどう感じただろうか?


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