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サッカー日本代表宮市亮選手の怪我が多いことについて

先日の代表戦で宮市選手が負傷した。
右の前十字靭帯を損傷したようだ。
今までも再三怪我をしてきた。
サッカーやラグビーの足の速い選手が負傷しがちな
部位ではある。

これは明らかに身体の使い方が悪い。
誤解のないようにいっておくが、
宮市選手はサッカー選手としては超一流であり、
怪我を繰り返しながらA代表に10年振りに戻ってくるほどの選手だ。

僕の調べでは最初に負傷したのは右足首のようだ。
その4ヶ月後ぐらいに右膝の前十字靭帯を損傷している。

サッカーは接触プレーがあるので、
仕方ない部分はあるのだが、
靭帯にかなり負担のある動きを普段からしていることが
示唆される。

僕から見ると力を流すルートを間違えている。
しかし、かなり力を繋げて発揮できているし、
代表レベルで鍛えているので、
力の出力も大きい。
その結果怪我しているのだ。

そして1年後左のハムストリング、
数年後に左の前十字靭帯、
さらに数年後右の前十字靭帯と怪我を繰り返している。

これは怪我を庇って違う部分に負担を持って行っているからに過ぎない。
最初の怪我の段階でプレースタイルを変えるべきだっただろう。
僕が身体の使い方を教えて、
その通りにできていても怪我は防げたと思う。

もちろん接触プレーもあるので、
0にはできないとは思うが、、、

しかし、その怪我を繰り返し、プレーできていない時間も多い中、
それでもA代表に帰ってくるのだ。

これは凄すぎる。
才能、努力、怪我との向き合い方などは、
後輩たちの参考になるだろう。

僕の理論では腰から上の力は、
膝の中を力が通らなくてはいけない。
前の外を力が通っているから、
前十字靭帯に力がかかり、
断裂するのだ。

おそらく、彼の脚から足への力の流れは、
膝から前を通って、足は甲のほうを通って、
プレーしている。

本当は膝の中から、骨の中を力が流れ、
踵を通って力が足の親指の方に流れていかなければならない。

本来、身体が求めている方向と違う方向に力を使っているので、
靭帯が切れるのだ。
みなさんは知らないかもしれないが、
靭帯はそう簡単に切れたりしない。

手で引っ張るような力のレベルでは切れないのだ。
どれほど普段から強い力で引っ張られていて、
不意にさらに大きい力が掛からないと
切れることはない。

接触がある以上、
僕の理論でも0にはできないと思う。
しかし、僕の身体の使い方の理論がわかれば、
宮市選手はもう一度A代表でプレーできるかもしれない。

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