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適応障害で休職した話

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休職〜転職までの一連のnoteまとめ
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#休職

「自分」だけど、「自分」じゃないみたい

ご無沙汰しています。いい意味で、仕事の忙しさでなかなか書けていないnoteですが、さっき適応障害の診断を受けてから書いていたメンタルノートをたまたま見つけて気づいたのでちょっとだけ書きます。 みつけたノートは、2年前に休職指示のを診断書もらってから退職の意向を職場で告げるまでのこと、その後の気持ちの記録など、通院とカウンセリングのために書いていたもの。 その中に、「何かをできるようになるのが怖い。できるようになった後、頼られてばかりで、自分が頼りにできる人がいない。」って

通院終了後も、転職後も続けていること

適応障害での休職・退職を経て、昨年春から再び働きはじめました。もう少ししたら転職からも1年。 比較的元気に過ごしているものの、細かくみればアップダウンもたくさんあったし、新しい職場でのいろんな出来事もありました。 バタバタしていたこと、そして、ありがたいことに充実していたこともあって、noteにはすぐに書けなかったけれど、再び動き/働きはじめてからもやっていてよかったなと思うことを2つ書きます。 1:月1くらいのカウンセリング 病院に行く前から通っていたこともあり、通院と

適応障害の何割かは、「事故」だと思う

ご無沙汰しています。昨年の診断書が出て休職し、退職、職業訓練を経ての再就職で、現在はフルタイムで働いています。 新しい職場で戸惑ったりしながら、以前よりは誰かを捕まえて「話す」ことで頼ったり甘えたりできているのかな、と思っています。 そんな中、身近な人が去年の私と同じように診断書を受け取ったと連絡があり、改めて自分の経験を振り返ることもありました。 今回は、私自身が今もそう思っていることについて書こうと思います。 前提として タイトル通り、私は適応障害の何割かは「事故

休職期間が延びました

先日、2度目の心療内科を受診しました。休職期間に入ってからの、経過観察として2度目の受診。 自分でもびっくりするくらい、仕事から離れたらいろいろな身体のしんどさが緩和されていっていて、身体全身にあった強張りみたいなものも解れてきていました。でも、仕事のことを考えたり、職場でのやりとりのことをふと思い浮かべてしまうと動悸や胸のあたりの痛みが戻ってきたりする。 受診の瞬間も、情緒不安定なところはずいぶん落ちついてるよなぁなんて思っていたし、「調子はどうですか」という問いには元

最近のいろんな断片

休職から3週間ちょっとです。 少しだけ実家に帰ったり、久しぶりな友人とあったり、美味しいものを食べながらすごしてます。新たに行きたい場所のリストアップや、まだ連絡していなかったけど会いたい人への連絡とか。 そろそろいろんなことやっていけるかな〜 なんて考えてた先週。 うってかわって、天気にも左右されているのかなんとなくだるーんとしたこの数日。 調子も良さそうだし、と思って飲むのをストップしてみた漢方薬は再び飲んだ方が良いのかな、という感じです。 昨年から、ステップアップ

休職から1ヶ月くらい経ちました

ながかったような、はやかったような1ヶ月。 そして、思っていた以上に「適応障害」ってやっかいなやつだなぁ、と感じています。 大変 まずシンプルに、大変だなぁと。「調子が良いな!」とルンルンな日もあれば、「まってもうこんな時間ですか・・・おはようございます・・・」な日もある。「集中力ないなー」って思った翌日には「あれ?さくっとやったけど結構集中してたしこんなに時間経ってる!」ということも。 この調子の良いときと、あんまりよくないときのはざまで、「きっと、いつか『そういえば

休職中のセルフ給料日。

私の会社は休職=無給だったのですが、締日に近い日程で休職にはいったこともあり、6月分は給与の振り込みがあったので、先日の給与日が初めて振り込みのない日でした。 なかなか「休職」に踏み切ることができなかったのが、「無給」になることではあったのですが、診断書をもらう少し手前から、時差はでるけど傷病手当は最低限申請できること、貯金額が額面ではなく、手取りで考えれば2ヶ月くらいはどうにかなりそうなことが把握できたことで少し落ち着いていました。 たまたま、給与が振り込まれる口座をメ

休職終了、退職宣言、そして。

久しぶりの投稿。募集されているテーマにもつながりそうだし、映画も観たところだし、ちょっと書いてみようかな、と。 面談の設定先日、休職明けに際してお願いしていた面談の日がやってきました。 noteで休職経験者・休職中の方をみていると、会社側から定期的に設定された「面談」というのもあるようなのですが、私の職場ではありませんでした。 休職期間は決まっているのだけど、休職明けの出勤日の対応も連絡なし。会社の夏季休業明けと休職明けが重なっているけど、夏季休業直前にも連絡なし。会社

ラッキーだった病院のこと(休職直前のお話)

今日、傷病手当金申請の受け取りと診察のために精神科に行ったら、そのまま精神科への通院は今日で一旦最後となりました! そのため、区切りとして体調に変化がではじめてからの病院について書いてみます。私は4月に思いがけず強いストレスのかかる場面があり、そこから徐々に調子が悪くなりました。内科に通い始め、そこから精神科に行ったほうが良いと言われて精神科へ切り替えました。最終的に、薬は最初の内科でもらっていた漢方薬しか飲んでいません。 病院がビジネス街の内科でよかった普段ほぼ風邪をひ

ゆっくりだけど、着実に

休職生活2ヶ月を終え、有給消化だけとなった1ヶ月ももうすぐ終わろうとしている。 そんななか、ゆっくりだけど着実に変化していることってあるんだなぁ、と気が付くことも増えてきた。 前回の投稿でも書いたのだけど、私は病院についてはラッキーだったと思う。早めに対応ができたし、合わなければ変えたら良いから、というのもいってもらっていたので、それなりに合うところに通えていた。 そして、通っていた先生は、言葉にたくさんするタイプではなかったけど、私が回復していっているかどうかを、きちんと

ちょっぴり迷子な日々

思考整理のために。 朝起きるのは大変だけど、少しずつ寝入りがスムーズになってきています。 このまま無事に朝起きるのも楽になれー! 先日、会社へ返却物を届けに行って、今後の手続きの説明を聞いて、その足で保険や年金の手続きをやって。保険の手続きをやってたら、なんで辞めなきゃいけない状態になったんだ、って久しぶりに凹んで、その足でさらにハローワークの相談口までなんとなく行って、そこで相談員の方に手続きをしてもらいながら、しばらくやってなかったくどくど愚痴だけを吐くような形で職場

特定理由離職、とは

今日「特定理由離職」で給付制限なしで失業手当をもらえることが確定しました。 傷病手当が貰えたとはいえ、会社からのお給料は2ヶ月なし。その2ヶ月分の社会保険料は最後の給料からひかれて、退職金もない。転職自体は考え始めていたけれど、そもそも自分で決めたタイミングで辞めたわけでもないからさすがにお財布が・・・という状態だった私。給付制限があるかどうかはちょっとした死活問題でした。 あくまで一例ですが、転職より先に退職を考える人のちょっとした支えになればと思い書き残します。 職場

職業訓練に通ってよかったこと(適応障害休職→退職→職訓)

今日、3ヶ月通った職業訓練の受講が終わりました。 同じように今日訓練を終えた人もたくさんいたのではないかな、と思います。 行く前は不安もたくさんあったのですが、通ってよかったな、と思うところを書き残しておきたいと思います。ただ、どの科目を受けたかはちょっと伏せます。 1: いろんな新しい人と会えたオンラインと通学のハイブリッド授業だったので、対面で人と会う機会がありました。同世代もいれば、少し若い世代も、年上の世代もいて、受講にいたる経緯はみなさんさまざま。 時間はかか

適応障害になった背景を言語化する

転職活動中、どうしても休職期間については言及されるし、同じことを繰り返さないために、という意味では自分でも伝えておきたいと思う部分でもある。 ただ、なかなか体調のことなので難しい。 休職は、履歴書等に必ずしも書かなければいけないわけではないけれど、面接時などに聞かれた時には答えなければならないし、そこで事実と異なることを言ってしまったらそれはNG、というもの。 だから、転職活動を進めていく上で適応障害になった背景を言語化しないといけなかった。 役に立ったのは、やっぱりキ