LCAからLCIへ
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JAPIA
日本の産業を支えている自動車
しかし、昨今のサステナビリティ:持続可能な社会へ
各社、各団体が動いています。
JAPIA:日本自動車部品工業会もまた
LCIの計算ツールを開発し、会員へ向けて公開しています。
LCAからLCIへ
いままではLCA(Life Cycle Assessment)でした。
私も、25年以上前に耳にしていた言葉です。
環境影響を考える場合、異なる段階プロセスで
様々な環境影響項目を網羅的に見ようとしたのが
LCAです。
資源の採掘、製品の製造、使用、廃棄までの
アセスメントという事になります。
しかし、昨今の持続可能な社会実現に向けて
LCAでけでは実現できない部分を補うため
これに加えて、
二酸化炭素排出量、消費する金属資源の量、
発生する廃棄物量など
環境負荷物質の量を計算しようとしたのが
LCI(Life Cycle Inventory)と言う事になります。
LCIA
そして、ライフサイクルにおける
影響評価をかんがえなければならなくなりました。
昨今のSBTやCDPなどへの評価軸も
この視点となるでしょう。
このライフサイクルにおける影響評価を
LCIA(Life Cycle Impact Assessment)となります。
これはLCIで計算した環境負荷物質が引き起こす
環境影響の評価をする事になります。
ライフサイクルにおける環境評価は
欧州や北米が主流です。
もちろん日本もついていっている感じですが
ルールはいつも欧米で決まってしまいますからね
いかに、そういうルール創りに参画できるか?
ゲームチェンジャーに成れるかかが
今後の鍵かもしれません。
日本でも、
被害算定型影響評価手法:LIME
(Life cycle Impact assessment Method based on Endpoint modeling)
等もあるようです。
論文参照
https://www.urban.env.nagoya-u.ac.jp/strategy/paper/2004/jiyu/04j_kato2.pdf
※SBT(Science Based Targets)
※CDP(Carbon Disclosure Project)
本日はまじめな話をしてしまいましたが
現在日々悩んでいる事でもあります。
私はモノづくりの会社に属しているので
この問題は避けては通れないのですよね
本日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
皆様に感謝いたします。