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恋のぼり 著書:喜多嶋隆
読み返しシリーズという事で、少し古い作品ですが
感想的なものを書いておきましょう。
恋のぼり
季節外れかもしれませんが、なぜタイトルが「恋のぼり」
なのか読み進めていくと納得します。
喜多嶋作品には珍しく、事故で夫を亡くし子供と二人で
生きていく女性の物語です。
母は強し・・けれど女である。
そんな描写が印象的です。
子供も、父親の死でショックを受けてしまい
生まれ故郷の葉山に帰ってリハビリをするはのですが
一つの恋に出会あってしまう物語。
希望的には・・・
ある意味、私的には、希望的エンディングを迎えてほしかったのですがね。
そこがやはり喜多嶋流で締められている点が、
なんとも・・・・
この作品も、葉山の風や磯野香り、釣りなどがふんだんに出てきて
読みふけるうちに、自分も葉山に住んでいるのではないかという
感覚、錯覚に襲われる作品です。
よろしければお手に取ってみてください。
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