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ボンクラはみんな生きている

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主に少年時代のしょうもない考え、情けない話、エッチな妄想、本来なら蓋をして忘れておきたい話題など。
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#タモリ

本当のタモロスが始まる

「ブラタモリ」が終わるという。いつか終わるのは分かっていたが、秒読みが始まると寂しさを感じる。

「タモロス」という言葉が流行った頃、「タモリ倶楽部もブラタモリもあるのに何がロスだ」と思ったものだった。

 あの時はたかが「笑っていいとも!」が終了するだけの話であった。言っては悪いが自分から見れば「いいとも!」からは「タモリ的マニアックさ」が感じられなくなっていたので、どうでも良かったものであった

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電線に雀が3羽とまった頃

 小松政夫というと「わりいね、わりいね、ワリーネデートリッヒなんちって」とか、「暗いね、暗いね、アイネクライネナハトムジーク」とか、学が有るのか無いのかわからないだじゃれを言っていたのを覚えている。  

 伊東四朗と組んでの親子のコント(親子の関係はどちらもできるらしい)もあった。落ち込んでは「ぼくなんかアルプスに行ってハイジと踊ればいいんだ」といじけ、「ズンズンズンズンズンズンズンズン小松のお

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私はなぜ昔のタモリを評価するのか

 みうらじゅんが以前新聞で、自分で質問を考えて自分で答えるという連載記事をやっていた。

 この中で「小説の登場人物が覚えられない」というものがあって、回答は「映画化されて自分の知っている俳優が演じる事を考えたらいい」だった。「ただし、俳優の選び方で原作と全く印象が違う話になったり、シリアスな話がシュールなお笑いコントになったりする可能性があります」(うろ覚え)ということだった。

 とても解りや

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