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オタ恋の気合いのマーケティングすごいよねって話

オタ恋のマーケティングまじすげーわ。

これ、Xの広告でみんな見かけたことがあるんじゃないかな。

初めて見たときは面白いなーと思いつつも、
よくある量産型マッチングアプリかなって思ってた。

けど違った。

いまやこれだけのインプレッションとエンゲージメントがある。

改めて言うけど、すごすぎるって。
これ広告うったのかな?たぶんうってないと思うけどな。

648万回表示(2023年12月8日時点)
5.3万件いいね
1.6万件リポスト

いや、広告うってたとしてもエンゲージメントが高すぎる。
オーガニックで相当反応を貰えているだろう。


なにが具体的にすごいのか書いてみる

SNSマーケティングの専門家として、もう少し具体的に「なにがすごいのか」を書いてみようと思う。

種類が多い

まずこれだな。
この記事のタイトルに「気合いのマーケティング」って書いたんだけど、これはもう気合いでしょう。
これまで何種類の広告画像を作ってきたのか。
AI生成とはいえ、相当な種類の画像を世に出してきているはずだ。

オタ恋広告コレクション

どんなパワーワードだよw
種類がたくさんあると集めたくなるのが人の性。
この「とにかくトライ&エラー」の姿勢はプロだよね。

ちなみにチョコザップも同じようにとんでもない種類の広告画像を生成している。

出稿数が多い

運営会社さんのことを全然調べていないんだけど、
よくぞこれだけ広告がうてるマネーがあるなと思う。

元々キャッシュが豊富な会社なのか、
それとも社運を賭けた勝負に出たのか

わからないけど、結構長い期間表示されているよね。

繰り返し見れば見るほど認知から行動につながるってのはマーケティングでは当たり前の理論で、いわゆるザイオンス効果とかセブンヒッツ理論とかって呼ばれる。

あまり繰り返されるとウザいんだけど、ここは面白さで乗り切ってる感があるよね。

かつてのTikTokも死ぬほどYouTubeに広告を出していた。
ビジネスはビッグスタートできるならそれが一番いい。

ウケ狙いがちゃんと面白い

最後はこれ。
面白いんだよとにかく。

改めて最初の画像を見てみるけど

つっこみたくなるってww

海ん中やん!
めっちゃ太ってるやん!
肌綺麗すぎやろ!

これはもうお笑いをわかってるよね。

ただ個人的には、
面白いことを考えられる人って世の中にたくさんいて、
それに面白いことって意外と「真似」でどうにかなるのよ。

でも面白さと引き換えに、社内決済が降りない、みたいないかにも日本らしいデメリットがあったりする。

いるじゃん、おもんない企業アカウントとか運営してるやつ。
いかにも堅苦しいことしかつぶやかないやつ。

そんな堅苦しい壁をぶち壊して、
挑戦的で面白い広告を出せている。
いい会社なんだろうね。

天才じゃない、でも真似できない

本当に素晴らしいマーケッターがいる。
凡事徹底。やるべきことをやるべき以上にやっている。
努力の結晶だと思う。

これは失礼にあたるかもしれないし、余計な話なんだけど、
「天才」ってのは今まで誰も想像できないような手法を見つける人のことだと思う。

けどこのオタ恋さんの広告はマーケティングの正攻法を本当にしっかりと実践している。

・とにかくテストを繰り返すために多くの種類を生成する
・恐れず?莫大な金額を広告に投資する
・面白いって何っていうのを全力で研究する
・挑戦的なことに対して決済がおりる

そうやってできあがったのがオタ恋の気合いのマーケティングだと思う。
難しいよ。できないよそんな簡単には。

わかっていてもやめられないじゃん。
やらなきゃって思ってもできないじゃん。

そんなもんよ人間なんて。

すごいよな、オタ恋の中の人たち。

AIも自社開発だとか

やっぱ天才かも、、、


AI画像広告の先駆者でもあるオタ恋

これからの成長が楽しみだ。

いつか会ってみたいなー中の人。

おわり。

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