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GW・札幌⑤ 定山渓温泉(2)

2024年4月30日(火)12:00
前泊の宿をチェックアウト。次の宿のチェックインは15:00。時間まで散策しよう。

玉川橋

滝を見に行こう。

全国どこにでもある「白糸の滝」。ここは、発電所の戻り水が流れ落ちていると言う。

白糸の滝

おや?この建物は?

定山渓発電所

道内最古の発電所。フェンスに囲われ、関係者以外立入禁止となっている(撮影は金網の網目より)。

現役の発電所とは知らなかった。

満開のエゾヤマザクラ


無料の足湯。旅人同士で語らいを楽しんで欲しいと造られたようだ。


おっと。廃墟ではなかろうか?

左はホテル山渓苑。右は定山渓ホテル。どちらも老舗旅館だが、窓ガラスは割れて殆ど廃墟化している。

ホテル山渓苑

山渓苑は「2020年2月より休業」となっている。1965年、私の生まれ年に誕生したホテルで、コロナ禍以前から業績が悪化していたらしい。

右の定山渓ホテルは1918年(大正7年)創業。2021年5月から「休館」となっている。


閉館ではなく休館なのか・・・しかし、

定山渓ホテルの裏手

休館からちょうど3年経った2024年。外観はボロボロ・・・温泉を引くパイプも朽ち果て、大浴場は無惨な姿に。再開の日は来るのだろうか?

大浴場

こうした老舗旅館も、バブルの頃には黒塗りの社用車が列を成し、昼の宴会、夜の宴会と華やかだった。タクシー送迎も引っ切り無しだった記憶がある。クラス会と言えば定山渓。町内会旅行も定山渓。祖父母や両親が楽しんだ定山渓。今はもう遠い昔か・・・何とも切ない。

涙・・・!?

定山渓には河童がいるらしい。いつの間に河童がイメージキャラクターになったのだろう??

「ころんころん」

河童は札幌市南区に特別住民票を持っているそうだ。

河童大王


AIコンシェルジュさん、ありがとう

さて。


公園脇の遊歩道を歩こう(歩きたくない)


上流へ行くと、赤い吊橋がある。

二見吊橋

ここで雨が降り出した・・・良かった。「熊が怖いから戻ろう」と何度言った事か。同じ台詞を言いながら通り過ぎるのは道産子、のんびり歩いているのは道外の観光客に違いない(笑)

早く温泉街に戻ってランチしよう。しかし、営業している店は僅かだった。翠山亭で十割蕎麦を頂こうとしたが、コロナ禍以降のランチ営業はしていないと言われた。あんなに美味しかったのになぁ・・・


ウロウロして、つくしの群生を見付けた。

心の里 定山「森乃別邸 定山」

「ぬくもりの宿 ふる川」が経営する足湯専門施設。時間無制限で足湯を楽しみながらドリンクやスイーツを頂けるらしい。

ふる川は良い宿だ。開業当時に宿泊した時、蔵にそっと置かれた秘密の酒(無料)を父が飲みまくってしまった思い出がある。今はもう、そのサービスはないはず・・・わ!雨が強くなって来た。隣のレストランへ急ごう。

埜ノ山キッチン はるらんな

こちらは、ふる川が経営するレストラン。天気の良い日はテラスで食事したい。この日は寒く、私は4枚重ねとウィンドブレーカーを、家族はダウンジャケットを着ていた。

レストラン内

珍しいクラフトビールがある!

スミカワビール「MAGIC CITY」

澄川麦酒。本社は豊平区西岡なのか。直営店が南区澄川にあるのね。初めて頂いたが美味しかった!



北海道  埜のシチュー(1,800円 税込)

サラダ

北海道はサラダが美味しいね。

フォカッチャ(よもぎ)

よもぎの香りいっぱい。

 シチュー

トッピングにスモークチーズをチョイス。シチューと言うよりミネストローネスープに近い。地元養豚場の古川ポークが柔らかくて美味。毎日食べたい(笑)


すっかり土砂降りになり雨宿り中。
ここは愛犬も入店可能だそう。


サクッと散策に触れて宿をメインにしようとしたが、思いのほか書き過ぎてしまったようだ。

to be continued・・・


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