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スケスケなメカニカルキーボード|MAGIC-REFINER MK32

今回は、キーボードを紹介していきます。

スケスケです。
スケスケなキーボードです。
スケスケなメカニカルキーボードです。

「キーボード 透明」で検索したら出てきた、MAGIC-REFINERというまたしてもまったく聞いたこともないメーカーの75%サイズメカニカルキーボード。

外装箱には「For Gamer」と書いてあったので、ゲーミングキーボードなんだと思います。

というか最近は、RGBやLEDがついて光ればなんでもゲーミングデバイスになるような気がします。

そして、机の周りやキーボード・マウスはLEDでビカビカに光らせているくせに、モニターを紹介するときだけは「このモニターは目に優しいんです!」っていうYouTuberも増えた気がします。

「目に優しい」とはいったい……。

そんなどうでもいいまえおきはさておき、今回のスケスケキーボードを紹介していきましょう。




MAGIC-REFINERってどこのメーカー……?


出典元:Manbasnake 公式サイト

MAGIC‐REFINERってどこのメーカーなんぞ?
と思ったので調べてみました。

なにやら「Manbasnake(マンバスネーク)」というゲーミングデバイスメーカーが大元で、そのなかのブランドのひとつのようです。

logicool(Manbasnake)とlogicool G(MAGIC‐REFINER)
DELL(Manbasnake)とAlienware(MAGIC‐REFINER)みたいなもんです。

ゲーミング界隈ではそこそこ有名なメーカーなようで、公式サイトではデカデカと「ナンバーワン ゲーミング ブランド」というバナーが目立ってました。


AJAZZやXINMENGは聞いたことあったのですが、MAGIC-REFINERは初めて聞きました。

どうやら大元はおなじ「Manbasnake」のようです。

言われれみれば
・AJAZZ
・XINMENG
・ATTACK SHARK
と、スケスケキーボードの代名詞的なメーカーなので、筐体などを共有しあうことでコストを下げているのかもしれません。(しらんけど)


クリアキーボードのCK75で有名なYUNZIIは、また別のメーカー(会社)のようですね。

っていうか、このキーボードが20,000円超えとか……
デザインが良いだけに欲しくなったけど、価格みて一気に冷めましたよ……。

そんなこんなで妥協してMAGIC-REFINERを買ったというところでもあるのですが……。


MAGIC-REFINER MK32


MAGIC-REFINER MK32の外装箱は、こんな感じです。

ブラックの箱にキーボードが印刷されており、ちょっとガンダムっぽい気がするのはわたしだけでしょうか?


外装箱の右下には、商品名が印刷されておりますが……
「RGB客制化机機鍵盤」というのがRGBメカニカルキーボードっていう意味なのでしょう。

机・機・鍵盤 → たしかにキーボードっぽい漢字です。


箱を開けると、こんな感じです。

見えるか見えないかという透け具合のビニールに梱包されたキーボードと、透明(銀?)のケーブル、そして多分一生読むことはない説明書がお出迎えしてくれました。


すべての同梱物を出してみると、こんな感じです。

  • キーボード本体

  • コイルケーブル

  • コイルケーブルとUSBをつなぐケーブル

  • キーキャップを外す工具

  • 交換用のキースイッチ(× 2)

  • たぶん読まない紙が2冊


交換用のキースイッチが2つ付いていました。


Amazonの商品ページには「カスタム化 アイスホワイトスイッチ」と書かれており、声がもっと低いという意味不明な文言です。

キーを打つと「低い声が鳴る」としたら、もうホラーキーボードに認定します。


MAGIC-REFINER MK32は、有線モデルです。
Bluetoothやドングル接続の機能はなく、有線だけで稼働します。

しかし、見てくださ~い。

このキーボードに付属しているケーブルは、なんと「コイルケーブル」です。

コイルケーブルって単体で買うと安くても3,000円くらいするので、これは非常にうれしい付属品です。
(※色はダサい……)


ケーブル差込口の金具と、コイルケーブルとUSBケーブルをつなぐ箇所は、金色の装飾があしらわれております。

メッチャ近くで見ると塗装が微妙ですが、ぱっと見ゴージャス見えるので、こういう部分を凝ったデザインにしてくれるのは嫌いじゃないです。


デスクの上に置いてみた


ミニマルなデスクを目指しているのに、日に日にモノが増えているような気がするのは気のせいとして……。

デスクの上に置き、パソコンと接続してみました。


ワァ、キレイ!!

これぞゲーミング!
これぞRGB!
これぞムダの極み!

ってくらい、めっちゃヒカリマス。

撮影環境ではだいぶ光を当てているので、そんな光ってないじゃん……と思うかもしれませんが、ビッカビカに光ってます。

光りかたや光の強さ・イルミネーション速度は簡単に変更可能。
「FNキー」を押しながら……
✓ 「TAB」→ イルミネーション変更
✓ 「左」→ イルミネーション速度down
✓ 「右」→ イルミネーション速度up
✓ 「上」→ 明るくなる
✓ 「下」→ 暗くなる
といった感じで、ここら辺は中華メカニカルキーボードあるあるなキー設定でした。


寿司打を打ってみました


というわけで、せっかく接続したのでタイピングもしてみました。
タイピングテストはいつも通り「寿司打」。

寿司打を3回ほどやった感想としては……
・思ったほどうるさくない
・金属反響音は一切しない
(たぶんガスケットが入っているからだと思う)
・キーが重くもなく軽くもなくで打ちやすい
・打鍵音はけっこう好き
そんな、感じです。

ただし、ネガティブな部分もあります。
✓ キーキャップに指がくっつく
✓ 光りすぎ
✓ キーボード全体の背が高い
といった感じで、使う人を選びそうなキーボードです。


とくに「キーボードの高さ」については、かなり背の高いキーボードに分類されます。

・左 → logicool G913
・中 → logicool K855
・右 → MAGIC-REFINER MK32

ロープロファイルと比較しても仕方ないですが、背が高いと感じるlogicool SIGNATURE K855よりも背が高いです。

長時間使っていると手首がやられそうな気がしますので、メインキーボードになることはないと思います。


キーボードに必要な機能は揃っている


サイズは75%なので、上下左右の矢印や右の一列が凝縮されていない、わりと余裕があるタイプです。

右上には「ノブ」がついており、左右に回して音量調整、押し込んで決定といった機能がデフォルトで設定されております。


背面はさらにスケスケです。
滑り止めのゴムが付いているので、机の上に置けばビクともしません。
(ビクともしない理由はもうひとつありますが、のちほど紹介します)


キーボードの高さを変更できるチルトも付いています。
上の画像はミニチルトを上げた状態です。


そしてコチラが大チルトを上げた状態。
なんか、品質合格証みたいなシールが現れました……。
(2023年に検査されたキーボードのようでした)


ほぼ1㎏の重量級キーボードは持ち運び不可!!


さきほど、机の上に置いたらビクともしないとお伝えしましたが、その理由は背面のゴムだけではなく「重さ」も影響しております。

MAGIC-REFINER MK32の重量は、なんと「971g」と、ほぼ1㎏です。

こんなん絶対持ち運びません……。
マジで重いです。もはやダンベルです。。。


打鍵音は控えめなコトコト系


マイクをかなり近寄せているので、結構な音量に聞こえるかもしれませんが、日常生活の中で使用してもほとんど聞こえないレベルの音量です。

打鍵している人と、その近くにいる人にだけコトコトと聞こえるような打鍵音と音量。

箱に「For Gamer」と印刷されていたので(青軸みたいなカチャカチャ音がするのでは?)と少しだけ嫌な予感がしましたが、大丈夫だったようです。

ところどころのキーで摩擦音がするので、ルブが足りないかされていないかだと思います。

ここらへんは中華品あるあるな個体差だと思うので、暇なときにシリコンルブスプレーをぶっかけたいと思います。


フォートナイトもやってみた


「For Gamer」と書かれているくらいなので、ゲームにも最適なのでしょう。

ということで、フォートナイトを1時間程度プレイしてみました。

以下の感想は、メインキーボードのlogicool G913との比較。

✓ 長時間プレイは手首が疲れる
✓ やっぱりイルミネーション派手すぎ
✓ キーは全体的に入力しやすい
✓ 遅延もなく速度もそこそこある(と感じる)
✓ 音量ノブは結構便利

(G913で慣れてしまったからか???)
✓ クリアキーキャップは手汗との相性が悪い

やはり問題になってくるのは「キーボードの背の高さ」「クリアキーキャップ」でした。

長時間使用するのは、わたしにはムリゲーです。
ふわふわ系のリストレスト(手首の下に置くやつ)を置けば改善しそうですが、キーボードのためにムダなものをデスクに増やしたくないのでココは却下。

クリアキーキャップは、手汗との相性があまりよくありません。
手汗がなくても、通常のキーキャップと比較してくっ付きます。

そして手汗が出てくると、クリアキーキャップは滑ります……。

どちらにせよ長時間使用するのは難しいキーボードだと感じました。

ただし!
一日中キーボードを入力しない。
まるまる一日中ゲームで使用しない。
って人であれば、映えるキーボードなのは間違いなしです。


価格も「7,599円」とそこまで高くはないので、人と違うキーボードを探している人には導入しやすい価格帯です。

商品ページのコイルケーブルはつや消しの白色なんだが……
付属していたコイルケーブルは、つやつやの銀なんだが……


まとめ


ということで、今回のまとめです。

変わり種なキーボードが欲しくて透明のキーボードを買ってみたら、想像以上にスケスケでギラギラでしたが、打鍵音と打鍵感は良いのに背が高すぎて長時間使うと手首がやられそうなのでひとまず二軍入り。

そんな、感じです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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