にゃんこもわんこも腸活が大事?!
ヒトで話題になっている「腸活」ですが
にゃんこやわんこはどうなのか??
認定動物看護師として勤務経験があり
ペット食育協会®️の指導士として
飼い主さまに食の情報を伝える私の視点で
「腸活」を考えてみました。
まずは腸について。
そもそも腸が何をしているのかを知らなければ
「腸活」の意味も理解できないかと思います。
腸のイメージとしては
食べたものが消化や吸収をされる場所…??
という認識は多くの方がお持ちかと思います。
では、
実際に食べたものは身体の中で
どうなっていくのか。
早速に人間の画像ですみません。
※にゃんこもわんこも
消化、吸収、排泄の流れは人間と同じです※
さて、
上記の画像が何を表しているかというと…
食べ物を噛んだら…
→食べ物は小さくなる!
小さくなった食べ物を飲み込んだら…
→食べ物は胃に移動!
胃に移動した食べ物は…
→消化液にさらされる!
消化液にさらされた食べ物は…
→さらに細かくなる!
さらに細かくなった食べ物が腸で…
→栄養素として吸収される!
身体に吸収されなかった食べ物は…
→身体の外へ排泄される!
こういったことを図に表したのが
上記の画像になるわけです。
でも、
腸のお仕事はこれだけではありません。
主に画像に書いた6個のお仕事があります。
これらの詳しい説明はしませんが、
なんだか身体の健康維持に必要そうなことを
実は腸がたくさんしてくれているんだな、
という認識を持っていただければと思います。
そして画像に示しました通り、
これだけたくさんのお仕事を円滑に
腸がおこなうためには
腸内環境をいい感じに整えることが
大事なわけです!
つまり「腸活」をして整えましょう!
ということになるのですが…
今度は「腸内環境」って何だ???
ってなると思いますので、
まずは理想的な腸内環境を示します。
良い腸内環境=善玉菌がいっぱい!!!
ではないのです。
悪玉菌より多く善玉菌が存在することで
日和見菌が善玉菌の味方になるので
善玉菌:日和見菌:悪玉菌=2:7:1 が
理想的な割合と言われています。
ちなみに、
ここまでまったくにゃんこだから、
わんこだから、ヒトだから、
という視点ではお話ししていません。
猫も犬も人も共通という認識で
このお話をしています。
なので、
細菌たちの割合を
理想的な腸内環境に近付けていくために
「腸活」は生き物に関係なく大事だよ!
というのが私の意見です。
腸のお仕事と、
腸内環境を整えることの意味について
ご理解いただけましたでしょうか?
善玉菌、日和見菌、悪玉菌については
また改めて書きたいと思います!
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