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【目標設定だけで解決!?】明日からやる気が復活する、モチベーションの基礎知識。part2

こんにちは!心理学講義の時間です。

あなたは最近、やる気が出ないなーと感じた瞬間はありましたか?

朝起きて仕事に行きたくないなーとか、

勉強や読書など、今日は面倒だからいいやって先延ばししたり。

人間生きていれば、どんなにやる気に満ち溢れている人だって、

体調や人間関係、天候など、様々な要因によって、

一時的にやる気を無くしたり、

慢性的にモチベーションを失ったりすることがありますよね。

※ちなみに今の僕自身がとあることにモチベーションを失いつつあるので、

やる気の科学の復習、戒めとして今回の記事を書くことに決めました。

では、やる気やモチベーションを復活させるには、

どのような行動や思考を実践すれば良いのでしょうか?

今回は!

【目標設定だけで解決!?】明日からやる気が復活する、モチベーションの基礎知識。part2

を解説します。

それではやっていきましょう!

・目標設定。

あなたは何か目標を持っていますか?

年収1000万を目指す!

国家資格を取る!

マラソン完走!

ゲームで日本一になる!

大なり小なり、何かしらの目標を持って生きている人もいますよね。

しかし、目標はあるのに、

突然モチベーションが落ちてしまった経験はありませんか?

もしくは、設定した目標に到達できそうになくて、挫折しまったことは?

実は、目標設定というのは、

モチベーションを高めるために必要なものですが、

やり方を間違ってしまうと、

逆に気力を失ってしまう枷になってしまうこともあるのです。

では、どのように目標設定するのが一番効果があるのでしょうか?

・3段階に分ける。

あなたは目標を設定する時、やたら大きすぎる目標だけを掲げていませんか?

上記で例に挙げたような目標の設定だけで終わっていませんか?

年収1000万円が目標だとして、

今のあなたが年収300万だとしたら、

現実的に考えて、あなたに稼ぐ能力があると思いますか?

マラソン完走を目標に掲げても、

もしあなたが現状、3キロ走るだけでもしんどい状況だとしたら、

その目標は現実的でしょうか?

確かに、未来に向けて大きなゴールを持つのは必要です。

しかし、ほとんどの人が目標達成できない理由として、

達成するまでの過程、スモールゴールを設定していないことが原因なのです。

目標をいくつも達成してきた経験のある人は、

大きく分けて3つの目標設定をしています。

序盤 今までやり遂げた事。
中盤 スモールゴールの確認。
終盤 デッドライン。

例えば、2年後に年収1000万円を稼ぐことを目指すとします。

その次にやらなければならないのが、

今まで自分が達成してきたことのある経験を書き出しましょう。

①今までやり遂げたこと。

どんな些細なことでも構いません。

英検で2級を取ったことがある。

ゲームで記録更新。

体力測定で学年TOP10入りなど。

あなたにとって記憶に残っている成果をできるだけ多く書き出してみてください。

それらを振り返ることによって、自分はできる人間だという感覚が生まれます。

これを自己効力感と呼びます。

自己効力感を確認できたら、

次に、スモールゴールを確認していきましょう。

②スモールゴール。

スモールゴールとは、大きな目標達成するまでの過程に作るゴールのことです。

例えば、2年後に年収1000万円が目標ならば、

まず今日から始められることを書き出します。

ビジネス書の勉強、心理学の勉強、具体的に稼いでいる人は何をしているか調査。

など、簡単に手をつけられる目標を作っていきます。

その次に1週間後の自分は何をしているか。

1ヶ月後の自分はどうなっているべきか。

半年後は?1年後は?

と、できるだけ細かく設定していきましょう。

そうすることで、目標が洗練され、

具体的な行動指針が作り上げられます。

そして、スモールゴールを設定できたら実際に取り掛かり始めます。

③デッドライン。

ここで最も重要な注意事項をお伝えします。

実際に行動を始めたら、大きな目標については考えないでください。

例えば、毎日年収1000万円稼ぎたいと考えてしまいます。

しかし、明日になったら稼げていますか?

明後日だったら?

大きな目標というものは、毎日の積み重ねが最終的な結果になるだけです。

しかし、いちいち大きな目標ばかり考えていると、

現状と理想にギャップが生じ続けてしまい、

本当に達成できるのだろうか?など、弱気な姿勢が現れてしまいます。

なので、行動している時には、できるだけ考えないでください。

では、完全に忘れろということなのでしょうか?

それは違います。

では、いつ思い出すべきかというと、

節目節目(1ヶ月ごと)に自分の成長率とともに思い出してみるのが、

一番モチベーションの維持につながります。

また、行動している最中に、「なんのためにやっているんだっけ?」

と目標を見失いそうになることがあるかもしれません。

そういう時にも一度思い出してみましょう。

その時にもただ思い出すだけではなく、

その時までに自分がどれだけ変わっているかも振り返ってみてください。

自己効力感を失わないために必要なことです。

そして、あなたが1年半頑張って、現状1000万円が届きそうな未来が

現実的になってきたとします。

そういった終盤では、しっかりとゴールを見据えましょう。

自分が設定した2年というデッドラインを意識して、

ラストスパートを促すのです。

学生時代の持久走を思い出してみてください。

走るのが嫌いな人にとっては、

スタート地点ではゴールが遠すぎるように感じますよね。

しかし、残り1キロ、残り1週など、

ゴールが目の前に見えるとラストスパートをかけられませんか?

最後の力を振り絞って頑張れると思います。

それは人生のどんな目標でも同じです。

そしてあなたは目標を達成できるのです。


いかがでしたか?

人生はマラソンという言葉を耳にしたことがあるかもしれませんが、

心理学的にも理にかなっています。

あなたはどの位置にいますか?

スタートラインにも立っていないかもしれません。

あなたの人生を変えられるのは、あなただけです。

自分との勝負に勝ってこそ明日が明るく輝くのです。



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