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正解の登山ルートがどこかにあるはずなんだ

うちの子バックの制作が一時止まっていた。インクがなかなか届かなかったためだが文句は何もない。メーカーの方、とくに届けていただいた運送業の方には頭が下がる。なんでも翌日に届くのなんて奇跡だ。それが当たり前になると麻痺してしまうがコロナの影響で当たり前のことなんてない事に気づかせてもらえている。


話がそれたが、届けていただいたインク。最初に購入したキットの中には基本色しかなくグレーや茶色を作るときは調色するしかなく、小さなカップに入れて作るんだけどこれがまた大変でとても手間取るため自分で色を作らなくてもいいように基本色以外にバッグ作りに使いそうな色をまとめて購入した。


早速使ってみたけど色ムラもなく買ってよかった。作業の無駄もなくなりました。


ぼく勤めている会社でも人に作業を教えることが多いんだけど、最初はうまくできない人がほとんど。それで出来ないことに気落ちしている人に「大丈夫、続けていれば必ずできるようになりますよ」と励ます。実際にそう思っているから。
作業って反復していくうちにやり方の道理とか理屈がわかるようにって自分の技術になっていく、そうすると無駄な動きがなくなり作業スピードも上がっていく。ぼくはなんでもそういう瞬間が好きだ。自分で考え自分で改良改善していく。


そんなぼくが昨日作った鞄がこちら。

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思いっきり白色がずれた(おい)まだまだ慣れるまでには時間がかかりそうだ。
このカバンはイラストはぼくが描くがシルクスクリーンの制作自体は他のスタッフが行なうので料理でいうところのレシピのように作り方の順序を今決めているところ。完成からの逆算。頂上に続くたくさんの登山ルートの中どれを選べば一番頂上にスムーズに登ることができるか。
それを見つける作業。一人そういったことを考えるのはとても楽しい作業だ。
jon covet

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