もう一度現行オフィシャルボトルと向き合う #005アベラワー12年ダブルカスクマチュアード編
未熟な筆者の個人的な感覚によるテイスティングノートです。共感できない箇所もあるでしょう。しかしお酒とは生き物だと考えています。まるで人間関係と似ていて相性や好み、先入観など沢山のものが入り交じります。
現行のオフィシャルボトル……それはバーテンダーの私にとっては家族や友達、同僚といった身近な存在です。そんな彼らともう一度向き合うノートなのです。なるべく教科書(専門書等…)にはないような表現を心がけております。長年の愛好者、これからウイスキーにチャレンジされる方にも楽しんで頂けると嬉しいです。
ABERLOUR 12yo DOBBLE CASK MATURED編
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ストレート
香り
パンの耳、レーズン、ハチミツ、ドライアプリコット
味
デーツ、ソーセージクロワッサン、マーマレード
加水
香り
イーストっぽい香りとレーズン感がより強くなる、リンゴ、アプリコット系は大人しくなる
味
リンゴ系から柑橘系へ、シナモン、フェヌグリーク
ミニ氷
香り
マーマレード、メープル
味
フルーティーさよりも、チョコレート、くるみ等が強くなる
まとめ
加水、ロックとあらゆる場面においても表情が変わるがバランスは崩れない。特にロックスタイルではシェリー樽のエグ味も出ることなく味がどんどん伸びていった。余韻も長く心地よい。擬人化するとしたら浅黒いイケメン優等生。
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