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♯6 難聴児 高学年であった出来事 前編

小学校の高学年で転校生が来て、家も近かったためかよく遊ぶようになり、時にはお泊まりもして、親友とよべるくらいとても仲の良いお友達ができました。

名前は「ライ」

ライは男女関係なく、誰とでも仲良くなる子でリーダータイプともいうのでしょうか?
気づいた時には私を含むライを中心とした女子グループができていたと思います。

6年生の委員会決めの時

クラスの男子「おーい。もん、ライが呼んでる」
私はライの方を見ました。
ライ「もんちゃん、一緒に書記やろう!」
私『私聞こえないからできないよ‥』
そのとき、私はなぜか聞こえないことを正直に打ち明けてみよう。そう思いました。
私「私耳が悪いからさ、聞こえないし書記はできないよ」
ライ「じゃあ、もんちゃんはずっとノートの方書いてくれればいいからさ、お願い!一緒にやろう!」
私「うーん。それなら大丈夫!いいよ!」

書記と言っても、みんなの話し合いのときに聞いたことを黒板に書くこと。黒板に書いたことをノートに記録として書き写すこと。2つの仕事があったんですね。
普通なら2人が協力して交互にやると思いますが、私の耳が聞こえにくいのでライはノートに書き写すだけでいいよ。と言ってくれました。

私は初めて書記をやることになりました。
ライが板書をしてくれているので、特に問題なく係の仕事をしていたのですが‥

また事件は起こりました。



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