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「生きているだけで丸儲け」の境地

私がこのnoteに何か書く時はいつも何か悩みがある時だ。
悩みがあって乱れた気持ちをそのまま書くことで心を静めている。

幼少期から常に悩みがあった。

なぜ生きているのか
誰のために生きているのか
私の存在意義は何か

そんなことばかり考えながら生きてきたが、
今はそんな悩みは一切ない。
考えもしない。

良いことだ。良いことなのだけれど
悩みがないことに不安になる。

今まではその悩み自体も私の一部だった。
私の脳の一部。
その一部がぽっかり空いてしまった感じ。
脳が働いていない感じ。

私は唐突に大きな買い物をする癖がある。
物は買わないが、大きな額のセミナーや講義だ。
知識を得たい。稼ぎたい。そのためにお金を使う。
でも結果はいつもその返済に悩まされる。
貯金もできない。

払い終わると貯金を始めればいいのに
支払額が減ったのを喜べばいいのに
払い忘れはないか、本当にこの額が残るのか、と不安になる。
そして同じ様に大きな買い物をして支払いに追われる。

この繰り返しだ。

人間関係も同じだ。
恋愛や友人関係がうまくいかない。
喧嘩はしないし、むしろ人当たりは良いはずだ。
だけど深い関係になるのが苦手だ。
私の心臓を丸々見せることはできない。
見せれるのはせめて拍動くらい。

それほど自分を見せるのが怖い。
そして幸せになることを怖がっている証拠でもある。

自ら不幸になりたがっている私がいる。
幸せになる方法がわからないのかもしれない。

「生きていることに感謝」
「生きているだけで丸儲け」
まだ私はその境地には行けていない。
そんなこと夢物語だ。
大病をした人、お金に余裕がある人にしか分からない。
私は毎日に必死だ。
感情に波を作らないように。
考えすぎないように。
これ以上、自分を壊さないように。



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