母との関係、私の人生

今日は母との関係について書いていこう。

結論から言うと私は「アダルトチルドレン」だ。
幼少期から言葉の暴力を受けていた、と
30歳手前になってやっと気づいた。

何をするにも母のことが頭の隅にある。
これをすると、母はどう思うのか、喜ぶのか、怒るのか。
自分の感情は置いてけぼり。
考えても分からない母の感情ばかり気にしていた。

怒らせないように。機嫌を悪くさせないように。
言葉一つ、行動一つ、慎重に、慎重に。

私がこの話をできるようになったのは
自分を見つめ直すことを始めたからだ。

私は自分の好きなものや苦手なものをきちんと考えたことがなかった。
そして、自分の感情と向き合ったことがなかった。

結局、自分の恋愛にも影響している。
相手に依存しすぎたり、自分自身を好きになれなかったり。
その時、好きになる人は周りからすると心配になるような人だったらしい。

「上手にジョーカー引くよね」
以前、友人に言われた一言だ。

30前にもなってこれはまずい。
思い切ってカウンセリングを予約。
本当は１０代のころからカウンセリングには通いたいと思っていたが
自分が大げさなんじゃないか、と思って踏み出せなかった。

実際にカウンセリングを受けてみると
案の定、かなりの重症。
自分が傷ついていること、傷つくことに慣れてしまっていること。
かなり心が疲弊していたことに初めて気付く。

ここで初めて自分の感情と向き合うことになる。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
そして自分の気持ちが分からないことにも初めて気付く。

「その時どう思いましたか？どんな感情になりましたか？」

分からない。言葉にできない。
でも考えることが重要なんだそうで。

分からなくてもとにかく心の中で自分に問うてみる。

幼少期の自分に戻ってやり直したい。
叶いもしないことを思うばかり。

私は私の人生を生きなきゃ。
思えば思うほど道に迷い、母への意味のない罪悪感が心を襲う。

私はみんなとなんでこんなに違うんだろう。
なんで普通に生きれないんだろう。
みんなは普通しないような経験ができた、と
前向きに捉えられるようになるのはもう少し先のことだろう。

私は私の人生を生きます。
今はただ、ひたすらに自分に言い聞かすだけ。