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Alternative Farmer

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このマガジンでは世界のオルタナティブな農家さんや栽培方法を紹介していきたいと思います。オルタナティブとは<別の選択肢>という意味があります。「小規模農業の可能性を拡げる」をミッシ…
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記事一覧

固定された記事

なぜ多くの若手農家が燃え尽きてしまうのか?/Jean-Martin Fortier

今回は農業を始めばかりの若い人がなぜ辞めていってしまうのかという事についてカナダの小規模…

有機農業での環境保護プログラムに役立つテクニカルノート12について

今回から米国農務省天然資源保全局(NRCS)が最近発表したテクニカルノート12を少しずつ紹介し…

太陽熱処理は微生物にどのような影響を及ぼすのか?

太陽熱処理という農業技術をご存じでしょうか? すごく簡単に説明すると透明のプラスチックマ…

多くの農家が燃え尽きない為にどうすれば良いのか?

農家は忙しすぎて燃え尽きてしまう事があります。 特に7~8月は作業も多く、且つ肉体的にも…

アメリカの新規就農者を育成するプロジェクト/Greenacres

新規就農者の為の学校は日本でも多くなってきました。 今回はアメリカで2年間かけて新規就農者…

公園をフードフォレスト(食べられる森)に!/Roimata Food Commons

公園をフードフォレストにしたニュージーランドの事例を紹介します。 オータウタヒ・クライス…

堆肥マルチの利点と注意点

今回は堆肥マルチの利点といくつかの注意点について紹介します。 堆肥の質 堆肥を厚くマルチをするシステム、または「不耕起栽培」とも呼ばれる方法は、畑に大量の堆肥を敷いて直接植えることで、雑草抑制や柔らかい植え付け面の確保など多くの利点があります。 堆肥を追加することで、雑草問題を抑え続けることができるため、非常に効果的です。 このシステムを始めるためには、まず段ボールやマルチペーパーなどの生分解性の雑草障壁を敷き、その上に堆肥を4~8インチの深さに積み重ねます。 既存

不耕起、パーマネントレイズドベッドで野菜を育てる方法/Four Winds Farm

不耕起栽培に関して参考になる記事を紹介します。 堆肥を使ってマルチングし、雑草を減らし土…

夏のレタス栽培プログラム

何度か紹介しているベン・ハートマンのインスタで夏におけるレタスの栽培について共有していた…

干ばつ時に効果的な不耕起システムはどれか?

不耕起栽培農家のジェシーは、ケンタッキー州の農場で約1か月にわたる干ばつの中、さまざまな…

農家の視点で考えるキャリアデザインの課題とこれから/Farming into the Future by Ce…

日本でも社員のキャリアデザインについて考えている企業が増えています。 農業の世界ではまだ…

ホームステッドを行う上で気を付けたい事

前回の記事を含めてまとめて紹介します。 一気に最後まで紹介します。 自給自足に興味のある…

ホームステッドを行う上で気を付けたい5つのポイント#1

今回からフランスの農家が紹介しているホームステッド(自給自足)を行う上で気を付けておきた…

イギリスのRegenerativeな農場/Fir Farm

今回はイギリスの環境再生型農業を実践するFir Farmを紹介します。 Fir Farm Holdingsは、持続可能な農業を追求し、自然と共に働くことで環境を再生し、農業と環境の多様性を生み出しています。農場は多様な風景を持ち、生物多様性が豊かで、肥沃な土壌と歴史的な要素も含まれています。 私は非常に若い頃、約2歳から、毎年2週間、ノースデヴォンにある美しい農場に滞在しに行きました。 このパターンは私が10代を通じて毎年繰り返され、それが間違いなく私の農業への愛を育ん