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誘導人問

物事を勝ち負けで考える必要なし
そう思いたかったわけです

しかしながら
例えばジャンケン

グーとチョキ ならば グーが勝つ
という律を設けなければ
ジャンケンは成り立たないわけです

そこには差別も分別もなくて
ただ ジャンケン というものを
成り立たせるために
勝ち負けという存在があるわけです

勝ち負けという 
確実な区別がないことには
成り立たないわけです

ゆえに上下や優劣での
勝ち負けという区分ではないわけです

勝ちが良くて 負けが悪い
勝ちが悪くて 負けが良い

そんな概念など関係ないところで
ただ 成り立たせるため だけに
決まりとしての勝ち負けが
存在しているわけです

そんなものに
わたしもなりたいと思って
はや10年


勝ち負けについて考えている時点で負け
負けと考えてる時点で勝ち
この文が生まれた時点で負け
負けと考えた時点で勝ち



わたしのジャンケンは
グー チョキ パー の三つ巴ではなく

勝ち 対 負け のループ

時に勝ちが負けに化け
ふいに負けが勝ちに化けたりしながら
どちらも互いが上下•優劣•立場を変え
成り立たっています

そこには
己の希望や願望が
深く関わっているため

勝っても 負けても
心から笑えない時のほうが
多いんですね たぶん


区別できたらなあ

頂戴いたしましたサポートは全額有意義に使用させていただきます。主にカレーパンになるかと思われます。