できることはないか

最近ずっと喉がイガイガしているがこれはヒノキ花粉のせいだ。最近はスギよりもヒノキの方が嫌いだ。花粉症といえども、喉に風邪並みの痛みが出ることも多いからだ。今は新型コロナが流行っているのもあって、ちょっと不安にもなるし。あれにかかったらこんなもんじゃ済まないだろう。

高齢の方にとっては、罹ったら死に至るかもしれない病気がすぐそばにいるかもしれない恐怖は想像を絶する。昨夜、Twitterで横尾忠則氏がこう呟いていた。

@tadanoriyokoo: 僕の知人の作家の周辺の若い人たちはこのコロナ事態に興奮しているという。まるでフィクションのようにとらえているのだろうか。戦争が迫る頃、それは現実で、映画ではないので、恐怖そのものだった。コロナも高齢者で持病を持つ僕にとっては恐怖です。

フィクション、そうだ。コロナが流行り始めた頃は現実味がなかった。一時期私がハマっていたPlague.incというゲームで起きていたようなことが現実に起きている…と。そしてなんの根拠もなく、対岸の火事で終わると思っていた。

今を生きている多くの人々は戦争の恐怖を知らない。日本の若者は特に平和ボケしていると思う。それは悪い事ではないのだが、こういった緊急事態では役に立たず、むしろマイナスな効果を生むという事を認識しなければならない。

最近パレスチナの人々を取材したルポルタージュを読んでいるが辛くてなかなか読み進められない。彼らは外を出歩く事すら困難な地域に住んでいる。今までは、ニュースで死者何人と聞いても「遠い国の出来事で私にできることはない」と諦めていたが、今は「何かできることを探そう」と思うようになった。

私に何かできることはあるだろうか。





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