見出し画像

軽井沢の素敵な別荘で過ごす黒柳徹子さん(でも別荘は田川さんの)を見て思った 90歳で花柄ドレスを着るためには




田川啓二さんの別荘が素敵

なんでか唐突にyoutubeのお勧めに出てきて見ていたのが、下の動画です。
思いがけず、見てよかったです。



 私がもの知らずなだけで、有名な方なのかもしれませんが、
初めて田川啓二さんというビーズ刺繡のデザイナーさんを知りました。

 動画は田川さんが「本当は3日間雨が降るはずだったのに、徹子さんのパワーでこんなに晴れたんですよ」と清々しくクリアな青い空を映し出すというところから始まります。
 挿入動画で、移動中の車内で徹子さんが「雲をどかしてください どけ~~」とやっているところも紹介されていましたが、すごいわ。
「天気ぐらいはどうにでもなるわ」というゆるぎない安定感を感じます。

 軽井沢の別荘は田川さんの別荘なのだそうですが、ちゃんと徹子さん専用のお部屋もあるとのこと。

 リビングでブランチを待ちながらソファでくつろぐ徹子さん。
そして田川さんがカメラをもって別荘内を紹介するのですが、その別荘がとっても素敵。

 窓が大きくて、すべての窓から緑というか木立が見えて、壁は白く清々しく、床も部屋ごとにとても凝った作りになっていて、調度品や装飾品にも気を配られていて。
 いいわー、素敵だわー、と見ながらも、

ああ、すごい窓が大きい、多い。
これ冬とか冷えないのかしら、断熱ちゃんとなってるのかしら、見たところちゃんと枠が樹脂のごっついやつみたいだけれど、
これだけ広いと電気代もすごいんだろうな、別荘って住んでる時だけじゃなくって、ずっと年間基本料金は払わないといけないのよね、
どのぐらいかかるんだろう・・・

 とかいろいろ考えちゃって。

 そして、ようやくお待ちかねのブランチができて、皆さんでテラスで召し上がるのですが、そのおいしそうなことと、何より徹子さんの健啖ぶり。
 徹子さん、90歳なのですね。
美味しい美味しいと召し上がっておられてとてもお元気。

 それに徹子さんのかわいいヘアスタイルとお召し物。
ストロベリーレッドの髪色と、外はねのキュートなスタイル。
お洋服もガーリーで、私の生涯で一度も来たことがないタイプだわ。
 やっぱり、90歳になっても若々しい方は、くつろぐときもおしゃれをわすれないのかしら。 


ハワイのデパートで洋服爆買い


上の動画が痛快だったので、続いて次の動画も見ました。


 メーシーズというデパートで、田川さんやスタッフの方たちが見繕って持ってきてくれる洋服をどんどんお買い上げ。
 「日本にはない華やかなものがあるから大好き!」とのことですが、

 ある程度年齢がいったら「終活」とかいって身の回りの物を捨てたりして整理しだす人もいるのに、徹子さんはまったくそんな様子はありません。

 「終活」も、周りの人への気遣いに満ちた行為で否定するつもりはありませんが、でも「好きなものを装って今を素敵に生きたい」というパッションは元気で長生きの原動力になるのだと思います。

 ついでにアクセサリーも買ってらっしゃいました。
ショーケースに入っているようなのではなくて、ショッピングモールなどでみるような、フックにかけて売っているようなアクセサリーを、
田川さんやスタッフさんがよさそうなものをチョイスして、徹子さんすべてお買い上げ。
 レシートが長い。

 徹子の部屋でつけるそうなのですが、
高級ジュエリーだけではなく、こんなふつうに駅ビル内のショップに売ってそうな比較的安価なものも身に付けられるのですね。


ハワイのパンケーキ爆食い


 続いてこちらの動画もみました。ハワイのパンケーキ。
けっこうなボリュームでクリームもたっぷりなのに、さらにシロップをかけてモリモリ食べてます。

 いや、けっこうすごい量を召し上がっています。


 ハワイのデパートで新しく買ったカラフルなワンピースを着て、あとパクパク食べてもちっとも口紅が落ちなくて、どこの口紅かしら。

 それよりなにより、このお年で甘いものにときめきながらペロッと食べられるのがすごいわ。
 胃腸がすごいというのもあるけれども、パンケーキをまだかまだかと待ちわびる様子や、おいしさにワクワクして小躍りする様子がかわいらしくて、
もう身体だけでなく精神が若い、老いていないのだと感じます。

 そして、すべての動画で田川さんがとにかく優しくて、徹子さんを気遣いながら素敵にエスコートされています。
 徹子さん自身のパワーもすごいのでしょうけれど、年下の優しい男性にこんなに大切に接してもらったら、ますます若返りそう。


「容姿」に閉じ込められる


 先日も同じく90歳の草笛光子さんがとてもお美しく若々しいと話題になっていました。
 髪も肌も白く透き通るように美しくて。
 もちろん女優さんなので、日ごろのお手入れのたまものなのかもしれませんが、そうはいっても、90歳ときいて私たちが思い浮かべる姿とはかけ離れています。

 
 90歳とは言わず70代80代でも、
かわらず若々しい方がいらっしゃる一方で、
容姿がお年寄り特有の感じになったり、身体の自由が利かなくなったりされる方もいらっしゃいます。
 ファッションも、徹子さんはデパートのフロアで花柄やシースルーなどの華やかな洋服を選ばれていますが、
その一方で、いわゆる「シニアファッション」というおばあちゃま向けにデザインされた洋服を選ぶ人もいます。
 シニアファッションなんて、海外にもあるのでしょうか。

 いわゆるミセスとよばれる高齢者の手前の年代でも、
年齢を意識して無難なデザインの洋服を選ぶ人、若い頃とさほど変わらない人で分かれてくるように思います。

 いつだったか、youtubeで、
英語圏の人にインタビューしてそれに字幕を付けて紹介している動画をみました。

 高齢の男性がインタビューに答えていたのですが、彼が言っていたのが、
「年を取ったからといって中身はそれほど変わったり成熟したわけではないのだけれど、年齢とともに容貌が変化して、そうするとそれに応じた行動等が求められる、そしてそのように変化する」

 今動画が探せないのですが、だいたいこんなことをおっしゃっていたと思います。

 中身の自分は若い頃とそんなに変わったとは思っていないにも関わらず、年齢に伴う容姿の変化に応じて、その年齢にふさわしいと思われる、服装や振る舞いを自分に強いていくということでしょうか。

 個性が尊重される欧米でもそうなのですから、周りから逸脱しないよう心配りをする人が多い日本ならなおさら。
 さらに周りからも「もういい歳なんだからもっと落ち着いて」とか言われそう。

 そうなると、「外見を若々しく保つ」というのが自分の言動や行動を閉じ込めてしまわないカギになりそうです。

 以前「葉桜の季節に君を想うということ」という小説を読んで、最後の展開に「ひぇ」って変な声が出ちゃったのを覚えています。
「ひぇ」って言っちゃったのはこれと「ユージュアルサスペクツ」かしら。

 ともかく外見を若々しく保つことができれば、「もういくつだから」という年齢に制約されずおしゃれを楽しんだり行動したりできそうです。
 別に外見が若々しくなくったって、おしゃれを楽しんでもいいのですが、
自分自身の思い込み、周りからの同調圧力などにいちいち逆らうのは、強い「我が道を行く」精神が必要そう。

 逆におしゃれが楽しめている人は、多少シミしわがあっても、それは関係なく若く見えるし、姿勢もよかったりして、

やっぱり内面の気持ちの若さや健康と外見の若々しさとおしゃれと、すべてリンクしているように思います。

 

「老いたくない」の思いは強すぎると逆効果に たぶん荒木先生は「老けたくない」とか思っていない

 
 でも、いつまでも若々しく元気でいたい、というのは誰しも思う感情ですが、あまりそれが度を過ぎると逆効果になるようです。
 
 このブログではちょこちょこ ヴァジム・ゼランド氏の「振り子の法則」に書いてあったことを紹介しているのですが、
「極端な思いや行動は『過剰ポテンシャル』を生み出し、結局揺り戻されるのでよくない。たくさんあっていいのは無条件の愛と感謝の想いだけ。心配や不安などの感情を高まらせるのはもってのほか」というのが何度もでてきます。

 例として、身バレにつながるかもしれないので適当にぼかして書きます。

 私の家からそう遠くないところのある治療院の話です。
そこの先生は現在60歳前後の男性。
治療以外に「アンチエイジング」も勧めておられて、日本では見ないような「リポスフェリックビタミンC」なども院で取り扱っておられました。
 確かに当時年齢より若々しかった。
最後に診察を受けたのはもう10年以上前でしょうか。
 現在でも60前後なら「まだまだ現役」の年代のはずなのですが、
院のここ数年のレビューでは「ご高齢」「何を言ってるのかわからない」などの厳しい意見が寄せられています。
あまり60前後の人に「ご高齢」という言葉は使わないですよね。
どうやら、外見も、言動もすっかり実年齢以上になってしまったようなのです。


いっぽう、一説では、吸血鬼?時空を超えている?波紋の使い手なのだろうかと話題の荒木飛呂彦先生が先日6月7日がお誕生日だったそうです。

 64歳ですって
ああ、これも貼らないと。

https://imgur.com/2xhI54Q

 
 荒木先生に関しては、実はジョジョは知ってはいても読んだりアニメを見たことはなく、
 ただ、荒木先生が徹夜などをせず無理のないルーティーンを崩さない生活をされているのはwikiで知りました。


wikiの一番下に「健康」の項目があり、

健康[編集]

単行本の著者近影は10数年間ほとんど変わらず若々しさを保っており、『ユリイカ』で10年越しにインタビューを行った斎藤環は荒木について「当時と比べてまったくお変わりないですね。むしろ若返ったくらいで驚くばかりです。さすが波紋の使い手というか……」と作品にちなんで驚きを表すも、それに対して荒木は「着実に老化しており、週刊連載が量的にきつくなったから月刊に移った」と語っている[90]

体力維持のため50歳を過ぎてもジムでのトレーニングや水泳を欠かさず、ご飯はひとめぼれを食べる。また独自の健康法として冬でも冷水のシャワーを浴びるという[91]ものがあったが心臓への負担の考慮から現在はやっていないと述べている[92]

wikipedia荒木飛呂彦

 荒木先生、冷水シャワーしてらしたんですね!
ただ現在はやっていないとのことですね。

 荒木先生とはもちろん面識もないので、これは私の推測なのですが・・・
「体力維持のために」ジム通いなどされているとのことですが、
おそらく荒木先生は「老けたくない」と思って何かするということはされていないのではないかと思います。

 逆に、「アンチエイジング」を標榜して患者にも勧めておられた先生は、おそらく自分の加齢による変化をとても気にして、なんとか食い止めようといろいろ手を尽くされたのかもしれません。
 その努力が「過剰ポテンシャル」を生んで揺り戻され、かえって年齢以上に加齢が進んでしまった可能性があります。


 「振り子の法則」シリーズでは、ネガティブなことに目を向けないようによく書かれています。
 たとえば、私たちは病気だったらどうしても「病気」に目を向けてしまいますが、そうではなく「治療、よくなること」や「健康」に目を向けるようにと。
 そして決して極端に思いつめず「過剰ポテンシャル」を発生させないように注意しないといけないと。

 できてしまったしみやしわや加齢に伴う変化をとても気にして、何とかしようとまるで「もぐらたたき」でもするように、ことあるごとに高価な化粧品や施術に頼ったりするよりは、
規則正しい生活や身体によいと思われる食事や入浴法など、自分が心地よいと思われるものを日々淡々と繰り返していく方が、
おそらくですが、後者のほうが「過剰ポテンシャル」を発生しずらく、加齢が緩やかにすすむかもしれません。

 
 年齢による変化は遺伝など個人差も大きいとは思いますが、トランサーフィン的には上記のように推測できます。

 黒柳徹子さんも、草笛光子さんも、
できたしわなどをなんとかしようと格闘するよりは、
人と会って楽しい時を過ごしたり、好きなお洋服を着たり、自分が心地よいと思えるお手入れをしたり、おいしいものをいただいたり、
「魂」が喜ぶことを、その声を無視せずにきいてあげて、
「もう〇〇歳なんだから」という「振り子」のちょっかいを聞き入れずに、自分を喜ばせ、いつくしんできてあげた結果なのではないでしょうか。


「私、今年でいくつだったっけ」ぐらいのほうがいいのかもしれません。


それで私自身はどうなのよ、という話や、
以前目にした「90歳の方が『60歳でバイオリンを始めておけば30年レッスンできたのに』と話していた」エピソード、
「自分のパッケージ」の話など、書こうと思ったのですが、
また長くなりそうなので、明日書きます。


 




 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?