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ラーメンハゲに学ぶ自分の面白いと人の面白いが違う話

ラーメンハゲとは

この画像を見れば分かるかと思います。

ラーメンハゲこと芹沢

どう見ても悪党の彼の名は芹沢、通称ラーメンハゲ。

芹沢は主人公のライバルで、こう見えてラーメンに対する情熱は誰より強い人です。

しかし彼にはこんな過去があります。
彼が作った、自分が本物と認める鮎の煮干しラーメンがなかなかヒットしません。
理解してくれるのはほんの一握りの客だけでした。


しかしお客さんはなかなか理解してくれず、挙句味が薄いとまで言われる始末。そこで芹沢はある日、半ば嫌がらせで自分が嫌うラードを大量に入れたラーメンを客に出したのです。すると意外にも好評。


そんな時にたまたま唯一の理解者が来てしまい、「失敗作」のラードを大量に入れた濃口ラーメンを食べてしまいます。慌てる芹沢、しかし……


予想外の出来事が。

唯一の理解者からも手のひらを返された芹沢はあのような性格に捻じ曲がってしまうわけです。


悲しき過去…

この芹沢と同じようなことがありまして、自作小説がなかなかヒットしないので友人に言われてあまり気が乗らない二次創作小説を書いたんです。

それも10分で、適当に。
ところがそれが大受けし、1年間頭を捻った、苦労した自作小説をあっさり超えました。

他人の面白いを理解するかオリジナリティをとるか

友人は、芸術に正解はないので好きなように表現するといいと言ってくれました。
しかしそれだけでやっていくのは厳しいのは事実。
そこで色んな人の作品を読んで参考にしようと思いました。

手塚治虫は流行に敏感で、映画バンビを丸暗記して放映中後ろを向き、どのシーンで観客がどんな反応をするか観察したと言われています。
手塚治虫も面白さに敏感だったからこそあれほどの名作を生み出せたのかもしれません。

まとめ

自分の面白いを追求するのもいいことですが、人の面白いを理解することも大事だ、というのが私見です。
そうすることで自分の面白いも、自分の面白さも広がると思うからです。

これは創作だけでなく、人生にも言えることだと思います。

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