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賢すぎるChat-GPT4と名作小説を作る

Chat-GPT4はかなり賢いです。
そこで、GPT-4の力を借りながら短編小説を書きます。
書きたいのは100万回生きたねこのように、ニートが人生をやり直し、大事なことに気付くという物語です。
早速質問しました。

Q.ニートが人生をやり直す小説を書きたいのですが主人公に記憶があったほうがいいか悩んでます

主人公に記憶があるかどうかは、物語のテーマや方向性によって大きく影響を与える要素です。以下にそれぞれのメリットとデメリットを挙げてみますので、参考にしてください。

主人公に記憶がある場合

メリット
1. **成長と変化を描ける**:過去の失敗や後悔を踏まえた行動が取れるため、主人公の成長や変化を強く描くことができます。
2. **ドラマチックな展開**:過去の記憶が新しい人生にどのように影響を与えるか、葛藤や悩みが深く描かれ、ドラマチックな展開が期待できます。
3. **複雑な人間関係**:過去の記憶があることで、他のキャラクターとの関係性が複雑になり、物語に深みが出ます。

デメリット
1. **設定の説明が必要**:読者にとってわかりやすくするためには、なぜ記憶が保持されるのか、その理由やメカニズムを説明する必要があります。
2. **展開が予測しやすい**:過去の記憶を持っていることで、主人公が同じ失敗を繰り返さないようにする展開が予測しやすくなる可能性があります。

主人公に記憶がない場合

メリット
1. **新しい視点での挑戦**:毎回新鮮な気持ちで人生をやり直すことができるため、異なる視点やアプローチが描けます。
2. **物語の意外性**:読者も主人公と一緒に新しい人生を探求することになるため、意外性や驚きが増します。
3. **シンプルな設定**:記憶がないことで、設定や説明がシンプルになり、物語の理解がしやすくなります。

デメリット
1. **成長の描写が難しい**:過去の記憶がないため、主人公の成長や変化を描くのが難しくなる可能性があります。
2. **繰り返しのリスク**:毎回新しい人生をやり直す際に同じ失敗や行動を繰り返すことで、物語が単調になるリスクがあります。

まとめ

記憶を持つことで、主人公の成長や内面の葛藤を深く描ける一方、設定の説明や展開の予測しやすさが課題となります。記憶を持たない場合は、新しい視点や意外性を提供できますが、成長の描写が難しくなる可能性があります。

物語のテーマや主人公の成長をどのように描きたいかによって、どちらがより効果的かを決めると良いでしょう。

Chat-GPT4

原典の100万回生きたねこは記憶があるか曖昧だそうですが、ストーリーのために私は記憶のある方を選びました。

そして書き終えてフィードバックを貰います。

素晴らしい開始ですね!以下にいくつかのアドバイスを提供します。

強化ポイント
主人公の内面描写:
主人公の心情や内面の変化をもう少し詳しく描写すると、読者の共感を得やすくなります。特に高校に戻った後の喜びや失敗の挫折感など、感情の揺れ動きを強調すると良いでしょう。

設定の明確化:
主人公が何度も人生をやり直す設定が少し急ぎ足で説明されています。もう少し具体的に、どのようにしてその能力を手に入れたのか、またはその現象が何なのかを説明すると、読者にとって分かりやすくなります。

ディテールの追加:
主人公の周囲の環境や登場人物の詳細な描写を追加すると、物語に深みが出ます。例えば、どのような部活に入っていたのか、大学の具体的なエピソードなど。

Chat-GPT4

さらには改訂例まで長々と書いてくれましたが、それは採用しませんでした。

その後も何度も書いてはフィードバックを貰いました。
感情を強調、希望の象徴の描写、細部の描写、対話の自然さ、感動的なクライマックス、段落の調整、一貫性の強化……

ダメ出しされたところはみな直し、そして再び感想を貰うを10回ほど繰り返して出来上がったのがこちら。

普段は私の作品を褒めない友人もベタ褒めでした。

ね、簡単でしょう?

というわけでGPT-4を上手く使うと面白い小説を書きやすくなる、という記事でした。

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