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事始めと『日本仏教史入門-基礎資料で読む』

 十二月十三日は事始めでしたね。
 生家は商家でも農家でもなかったので事始めになにか特別なことをやるような習慣はなかったのですが、一人暮らしするようになってからはこの日に何かしらお正月の準備を始めるようになりました。行事好きなもので。
 今年の十三日は外出する用事があったので、出先で年明け新調する靴下やらなにやらを購入して事始めとしましたよ。
 あとはお昼に御事汁を食べたぐらいかな。お精進ものでお昼を済ませるのもたまにはよいものです。

 お精進といえば、精進しなくてはならないのに全然進まない『日本仏教史入門-基礎資料で読む』のお勉強。

 この本のありがたいところは入門と銘打つだけあって「とりあえずこれぐらいは押さえておこうぜ」レベルの資料を網羅してくれているところです。
 テキスト自体はテーマごとにわずかな抜書がある程度なのですが、重要ポイントをずばり示してくれているので、調べる時にとても役に立つわけです。特に「あのあれ、なにに書いてある言葉だっけ?」みたいなのをチェックしたい時に本当に便利。
 それなのに絶版とはあんまりな。Kindleで復刊とかできないのかな?
 この本と下記の二冊を併せ読んだら、日本仏教事情は一通りは押さえられるんじゃないかなと思います。

 ただ、仏教史に関してはものすごく研究が進んでおりまして、新しい学説もどんどん生まれてきているみたいです。追うのも大変。


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