PERを使いこなす!業界平均の5倍以上 割高のイオン株
PERはこうやって使う!
イオンさんを例題にして
株価が高い・安いを考えてきました
その時に使える指標がPERとなります
そんな使い方は
1・企業の時系列で探っていきながらPERと株価推移を確認する
それを書いたのが
昨日のブログでした
今日はもう1つのお話
PERは業種別ごとで比較しながら判断する
よくSNSで見かけるPERの適正値は
16-18倍
これは日経平均のPER平均を出すとこのくらいのなので
ここに合わせて書かれているはずです
でもね・・・
ここを判断基準にしちゃうと・・・
色々と問題です
ということで
日経平均の平均PERを使うんじゃなくて
業者別で平均点を見出すことが大事です
イオンの業種は小売、総合スーパー
そんな業種の他企業のPERはどのくらいなのか?
そこと比較しないと平均点がこのくらい!
なんていうことはできません
ということで比較していきます
中国・九州地方のイズミさん
沖縄のサンエー
滋賀県を中心にした平和堂
埼玉を中心にしたヤオコー
4社をまとめるとこんな感じ
こうやってみると
同じ小売業界の中で異常に高いでしょ?
PER:株価収益率=株価➗1株純利益(EPS)
PERってこういう計算式なんです
ということは
PERが高いということは
四季報みるとよくわかる
主力事業が利益率ほとんどないもんね・・・
その他は銀行と不動産だし
だからね
他業種間比較すると
高すぎる!って感じるでしょ?
そう!結論はたかすぎるんですよ!
それでもなぜ人気のイオン株?
3%オフの会員カード優待と・・・配当金1.26%
が魅力的なんでしょうね
だから実力以上に・・・
投資されていく現状があるんだろうな・・・って感じます
これよく聞きます!
いろんなサイトや情報誌で
優秀な優待と配当金って紹介されてますからね〜
あなたはこの株価をどう判断しますか?
テナント料金が主のビジネスモデルだと感じるあなたは
同じ商業不動産の他企業と比較してみてください
PERはこうやって
時系列比較と業種別比較をしながら
判断していきます
それだけではなく
企業の利益率やビジネスモデルなどと照らし合わせて判断すると
さらにいろんなことが見えてきます
株価ではなくPERを使いこなせるようにしていきましょう
そして明日は配当金について
それもイオン株を使ってお話ししていきます
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