世界一厳しい入国審査！イスラエル入国編
前回はヨルダンからの出国編をお届けしました！！
今回はこの話のメインテーマであるイスラエルの入国審査について書いていきます。
イスラエルの入国審査といえば世界一厳しいと言われており、別室送り、質問攻め、X線でパンツまで脱がされるとかなんだか噂を聞くことがあります。。。
私の場合はどうなったのでしょうか。最後までご覧いただけると幸いです！！写真撮影はほとんどできなかったので写真は少なめです。ご容赦ください。
※この情報は私が入国した時の情報であり、今現在では変わっている可能性がありますのであくまで参考程度にご覧ください。
1. イスラエル側国境に到着
the King Hussein Bridgeを経て、8時50分にイスラエル側国境に到着しました。そこからすぐに降りられると思ったのですが、１時間弱バスで待機していました。
バスの扉が開くと、乗客は一目散に外に出て行き、入国検査場に向かって行きます。私も遅れを取らないように急いで外に出たのですがどこに向かえばいいかあまりわからず、前にいたカナダ人とドイツ人の少年について行きました。
2. 入国検査場に入館
検査場に入館する前に横の建物で何か手続きしている人も数人いたのですが、それは無視してsecurityの列に並びました。先ほどバスの扉が開くと、乗客は一目散に外に出て行ったと書いたのですがその理由がここでわかりました。やはり検査一人一人に多くの時間がかかります。イスラエルの入国審査なので。。。それも検査する場所は１箇所しかありません。
一人でも多く前に並ばないと入国するのに途方もない時間がかかります。そのためバスの乗客は早く移動していました。私は早く降りることができたので待っている時間は30分くらいでした。
3. 鬼門の身体検査と荷物検査
空港のsecurityと同じようにセキュリティゲートに通る前に金属系は全て取り外し、カゴに入れます。そして自分の番になると保安官からゲートを通れと言われます。ゲートを通った先にはガラス張りの小さな部屋（美術館のチケット確認ゲートにいるような人）に入った人に質問されます。ここでついに質問が鬼の質問が繰り広げられるのかと心構えしました。
名前は？何歳？、どこから来た？、一人？、目的は何？、何日滞在する？、誰かと会う？、ずっと一人なの？
これらの質問に英語で淡々と答えました。しかし、納得いかないのか「向こうに行け」と言われ、違う人のところに向かいます。この時点でX線、別室行き（パンツまで脱がされる）かつ長時間拘束が決まった。。。。と思いました。この時の私はこれからどうなるのだろうという不安で頭がいっぱいいっぱいでした。
違う担当官のところに行くと、再度同じような質問がされました。まだまだ質問されるのかと思いきやすぐに解放されました。なんなら立ち話程度でした。
これで一段落です。
4. イミグレーション
最後はイミグレーションです。securityが思ったより腰抜けだったのでイミグレがかなり厳しいのかと思っていました。順番が来ると審査官のところに行き、パシポートを渡します。日本のパスポートだとわかると「こんにちは！どこから来たの」と”日本語”で話しかけてきました。日本語を話せる驚きと、フレンドリーすぎてびっくりしました。見た目も優しそうなおじちゃんでした。
イミグレも特に変わったことは聞かれずに2分ほどで終わりました。
パスポートにはハンコは押されず、メモ用紙ほどの大きさの紙が渡されます。それは絶対に無くさないようにと言われました。
余談ですが、イスラエルのハンコが押されているとアラブ諸国に入国できないと言われています。逆にアラブ諸国のハンコがある状態でイスラエルに入国しようとすると、確実に別室送りらしいです。
5. 祝・入国！！
ここまでこれば晴れて入国です！！スラエル側の国境についてからイミグレを終えるまでは約１時間30ほどでした。入国のための費用は特にかかっていません。
このあとは建物の外で待機しているバスに乗って、エルサレムに向かいました。（エルサレムについてからのほうが散々だったのですがそれはまた別の機会に書きたいと思います。）
ここまでご覧いただきありがとうございました！
ヨルダンからイスラエルの入国はどうでしたでしょうか。噂に聞いていた別室送り、質問攻め、X線でパンツまで脱がされるなどはなく、思ったよりも簡単に入国することができました。もちろん、他の入国審査よりは厳格な感じがしましたが海外旅行に何回か行ったことがある方は私の経験程度であれば難なく入国できると思います。
人生で一回は行ってみたい国であり、入国審査を体験してみたかったので非常にいい経験になりました。今では日本（東京）からイスラエルの直行便もあるので、次は空路でイスラエルに行ってみようかなと思っています。
皆さんも機会があればぜひ行ってみてはいかがでしょうか？
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