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#14 TOEIC900点に3ヶ月で到達したシンプルな勉強法

皆さん、こんにちは!
記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。

本日は私がTOEIC900点に3ヶ月で到達した時の勉強法を取り上げます。

私がTOEIC900点に到達したのは社会人2年目の時で、社会人になってからも何度かTOEIC試験を受験していたものの、700点台後半で燻っていました。
そこで、何とか900点を超えたいと思って、周りの方に聞いたり、ネットで高得点の取り方を調べる中で、今回紹介する勉強法に辿り着き、そこから3ヶ月の準備で試験に臨んで無事に900点を達成することが出来ました!

TOEIC900点は就職活動や転職活動においても周りと差をつけられる点数なので、私の勉強法を参考にして、900点突破を目指して欲しいです。

使用教材

私がTOEIC900点に到達するために使用した教材は以下の3つです。

①公式TOEIC® Listening & Reading 問題集 - ETS(著)

TOEICの公式問題集です。テスト2回分(計400問)が掲載されています。
TOEICが新形式となって2024年6月現在までに10冊の公式問題集が出版されていますが、番号が大きいものから順番に購入すれば問題ありません。

公式問題集の特徴は以下の2点です。
・TOEICの運営機関であるETSが、本番のテストとまったく同じプロセスで問題を制作しており、問題の形式と難易度が本番と同じとなっている
・本番のテストと同じ公式スピーカーによるリスニング音声を採用していること

本番のテストと同じ形式・音声・難易度の問題を演習できる点が、本書が他のTOEIC問題集よりも優れている点です。
後述する勉強法で紹介しますが、本書を徹底的にやり込むことが900点に到達する鍵だと考えています。

②TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ - TEX加藤(著)

こちらは、通称「金フレ」と呼ばれているTOEIC対策の定番単語集です。
本書の特徴は以下の2点です。
・筆者が過去に受験したTOEIC試験で実際に出題された単語が掲載されている
・フレーズ形式で単語を覚えられるため記憶に定着しやすい

私のTOEICの最高点は975点(L490点、R485点)ですが、この1冊を丸暗記してしまえば、TOEIC満点も十分に狙えると考えています。

③TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問 - TEX加藤(著)

こちらは、「金フレ」と同じ著者の文法問題集です。
リーディングセクションのPart5とPart6で出題される語彙・文法問題への対策として、ジャンルごとの問題が1049問収録されています。
TOEICのリーディングセクションについて、Part7を時間内に全問解き切れるだけの力がついた後は、Part5とPart6の語彙・文法問題で如何に点数を取り零さないかが重要になります。
そのため、本書で網羅的に問題を解くことで、語彙・文法力の底上げを図ることが、900点台を目指す上では重要になってきます。

勉強のポイント

リスニング編

リスニングセクション(約45分間・100問)は以下のPartで構成されています。
・Part1:写真描写問題 6問
・Part2:応答問題 25問
・Part3:会話問題 39問
・Part4:説明文問題 30問

Part1とPart2で高得点を取るためのポイントは語彙力です。
音声の中で知らない単語が出てくると、その意味を推測するために脳の容量が割かれてしまい、音声についていけなくなってしまいます。
そのため、「金フレ」を意味だけでなく、発音や音も含めて完全にマスターして、語彙力をしっかり固めることが重要です。

Part3とPart4で高得点を取るためのポイントは先読みに慣れることです。
同Partには問題用紙に設問と図表が掲載されています。そのため、各問題の音声が流れ始める前に設問と図表を先読みした上で、各問題の音声が流れている間に回答していくことが重要になってきます。
「設問を先読み→音声が流れている間にマークシートに回答を記入→設問を先読み」という形でリズム良く問題を解くことができるようになるために、公式問題集のPart3とPart4でトレーニングすることが効果的です。

リーディング編

リーディングセクション(約75分間・100問)は以下のPartで構成されています。
・Part5:短文穴埋め問題 30問
・Part6:長文穴埋め問題 16問
・Part7:1つの文書:29問、複数の文書:25問

Part5とPart6で高得点を取るためのポイントは語彙力・文法力です。
Part5は単純な語彙・文法問題なので、「金フレ」で語彙力を固めた上で、「でる1000問」で大量の文法問題を解いて解法のコツを掴むことで、満点に近い点数を取れるようになります。ここで点数の取り零すが多いとリーディングセクションで高得点を取ることは難しくなります。
また、Part6は不完全な文章を完成させるために文章の穴埋めをしていく問題形式ですが、そのうちの幾つかの問題はPart5と同様に単純な語彙・文法問題なので、ここでも「金フレ」と「でる1000問」での対策が有効です。
また、リーディングセクションでは時間配分も重要な要素であり、900点を目指す場合は、Part5は10分、Part6は8分で問題を解き切ることが出来るよう、公式問題集で演習を繰り返しましょう。

Part7で高得点を取るためのポイントは、小手先のテクニックは捨てて、文章をしっかりと精読してから回答していくことです。
設問を先読みして回答の目星をつけておくことはスピーディーに問題を解く上で有効な方法ですが、900点を目指す上では如何にミスを減らしていくかが重要なため、文章をしっかりと読んで回答の根拠となる部分を精査する必要があります。
そのため、リーディングの精度と速度を地道に高めていく必要があり、公式問題集を中心に様々な英文を読むことが効果的な対策になります。

私がTOEIC900点に3ヶ月で到達した時の勉強時間・ルーティン

私がTOEIC900点に3ヶ月で到達するまでに費やした時間は約300時間です。
試験までの3ヶ月間、以下のルーティンで平日は3時間、土日は4時間を目安に勉強していました。

・単語:「金フレ」を毎日30分
→往復の通勤時間に15分ずつ通読するようにしていました。発音記号や音声を常に確認することで、単語を音としても理解するように努めていました。

・リスニング:公式問題集を毎日60分
→リスニングの際、シャドーイング(聴こえた英語を自分で発音するトレーニング)をして、全ての音声が「聴ける」ようになるまで何度も反復しました。

・リーディング:公式問題集を毎日90分
→公式問題集のリーディングセクションを時間を測って解くことで、75分の試験時間の中で途中で気が散らないだけの集中力を養いました。また、採点をした後に、特にPart5とPart6の間違えた問題については、出題された単語や文法を正確に暗記・理解して次に間違えることがないように努めていました。

土日は上記のルーティンに加えて、「でる1000問」の各問題の問題文と解答だけが掲載されている別冊付録「文法問題1000本ノック」を解いて、文法問題で取り零しが出ないように対策していました。
ただし「でる1000問」はあくまで補助教材として位置付け、「金フレ」と「公式問題集」を反復学習することに重きを置いて勉強していました。

終わりに

以上、私がTOEIC900点に3ヶ月で到達した勉強法の紹介でした。
900点到達に向けて使用教材は3冊のみで、その3冊を徹底的にマスターすることを目標に勉強していました。
とりわけ、公式問題集を何回も解くことで、問題形式への慣れと、途中で集中力が途切れないだけの体力をつけたことが900点突破の鍵だったと考えています。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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