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#26 「スマホ依存」をやめることで勉強の質は劇的に高まる

皆さん、こんにちは!
記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。

今回はスマホ依存をやめる方法をテーマにします。
手元に置いてあると勉強している間もついつい触ってしまうスマートフォンですが、あまりに使用し過ぎると「スマホ依存」と呼ばれる状態に至り、勉強の質が著しく悪化してしまう危険性があります。そこで、今回は、私が過去に実践してきたスマホ依存をやめる方法を紹介したいと思います。


「スマホ依存」とは

「スマホ依存」とは、スマートフォンの使用を続けることで昼夜逆転する、成績が著しく下がるなど様々な問題が起きているにも関わらず、使用がやめられず、スマートフォンが使用できない状況が続くと、イライラし落ち着かなくなるなど精神的に依存してしまう状態(東邦大学)のことを言います。

そして、スマホ依存になると勉強時間や集中力が減るのは勿論のこと、東北大学の川島隆太教授によると、スマートフォンの使用時間が長くなるほどテストの成績が悪化する傾向にあり、その背景として「スマホを含むネット漬けの子どもほど、思考や創造のほか、人の気持ちを理解したり、場の空気を読んだりするような高次なコミュニケーションをつかさどる前頭前野を中心に、脳が発達していない」ことが分かったとのことです。

私がスマートフォンを手に入れたのは大学生の時ですが、スマートフォンを使用し始めて以降、読書や勉強をしている間も気になってしまうため、集中力を維持することが難しくなってしまい、勉強の質は間違いなく低下しました。また、上述の様に、スマートフォンの使用は脳の発達に悪影響を与えるリスクもあります。一方で、デジタル化が進む現代社会において、電話やメッセージ交換だけでなく、決済やビデオ会議などでも使用するスマートフォンを手放すことは非常に難しいのも事実です。

そうした中で私は、勉強の質を高めるため、スマートフォンの使用時間を減らす様々な方法を実践してきましたが、その中で特に効果的だった方法を紹介します。

「スマホ依存」をやめる方法

ブラウザ(Safari、Google Chrome)を無効化する

スマートフォンの標準のインターネットブラウザとして、iPhoneであればSafari、AndroidであればGoogle Chromeが最初からインストールされており、それらをアンインストールすることは出来ません。一方、ほとんどの方にとって、あらゆるウェブサイトへのアクセスの起点になるブラウザの使用時間は、全てのアプリの中で1位か2位の長さになっていると思われます。詰まるところ、24時間いつでもwebと繋がることが出来るブラウザこそが、スマホ依存の諸悪の根源の一つと言えるので、まずはブラウザを無効化することが、スマホ依存脱却の鍵になります。

ブラウザを無効化する方法はiPhone、Androidそれぞれ下記の通りです。
iPhoneの場合:
[設定]アプリをタップ
→[スクリーンタイム]をタップ
→[コンテンツとプライバシー制限]をタップ
→[許可されたApp]をタップ
→[Safari]のスライドをオフにする

Androidの場合:
[設定]アプリをタップ
→[アプリ]をタップ
→[Chrome]をタップ(これが表示されない場合は、[アプリをすべて表示] または [アプリ情報] をタップ)
→[無効にする]をタップ

不要なアプリは全て削除する

文字通り、不要なアプリは全てスマートフォンから削除しましょう。
削除の判断基準として、半年や1年といった期間の中で一度も使用していないアプリは削除しても問題ないアプリだと考えられます。また、パソコンでも閲覧することが出来るFacebookやYoutubeなどのSNSアプリは、特に時間を浪費する可能性が高いため、削除を推奨します。

私自身は、iPhoneを使用していますが、不要なアプリの削除に加えて、日常生活で必須となる以下のアプリ以外は、全てホーム画面から取り除いています。
電話、メッセージ、カメラ、写真、時計、カレンダー、地図、電車、音楽、設定

電話とメッセージ以外の通知は全てオフにする

こちらも文字通り、緊急性の高い連絡が来る電話とメッセージのアプリを除いて、原則通知は全てオフにしましょう。
特にプッシュ通知は気が散る要因になるので、必要性が本当に高いアプリ以外のプッシュ通知はオフにしておくことを推奨します。

タイムロッキングコンテナを購入する

タイムロッキングコンテナとは、スマートフォンやゲーム、お菓子、タバコなどをコンテナに入れ、蓋をしてタイマーを設定すると指定した時間までロックがかかり、開けることができなくなるアイテムのことです。所謂、禁欲ボックスですね。

ロックがかかっている間はコンテナ内のアイテムを物理的に取り出すことは出来なくなるので、例えば仕事中や勉強中は常にスマートフォンを入れてロックをかけてしまえば、スマホ依存の人でも簡単にスマートフォン断ちをすることが出来ます。

私は以前、Kitchen Safeのタイムロッキングコンテナを使用していました。

腕時計と目覚まし時計を購入する

スマートフォンで外出時に時間を確認したり、目覚まし時計代わりにアラーム機能を使用している方は多いと思います。しかしながら、スマホ依存をやめるためには如何に物理的にスマートフォンに触れる機会を減らすかが重要です。時間の確認は腕時計に、アラームは目覚まし時計に任せるようにすることで、時間確認ついでにアプリを使用したり、寝る前にスマートフォンに触り過ぎて眠れなくなる、といった事態を避けることが出来ます。

腕時計については、必ずしもアナログ時計である必要はなく、Apple Watchなどのスマートウォッチでも、スマートフォンと違って依存性が低いため、問題無いと考えています(ただし、通知は全てオフにすること)。私の場合、本気で勉強しなければいけない時期は、外出時にはスマートフォンを持たず、Apple Watchだけを着けて外出していることもありました。

終わりに

「スマホ依存症」は現代病の一つだと思います。1日に4時間以上スマートフォンを使用してしまう人や、スマートフォンが手元に無いと不安に感じる人は、スマホ依存の疑いがあるので、今回の記事で紹介した方法を試していただけると幸いです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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勉強のやる気を上げる方法に興味がある方はこちらの記事もご覧ください。

自分自身や子供のスマホ依存に悩んでいる方は、スウェーデンの精神科医アンデシュ・ハンセン氏の世界的ベストセラーである以下の本も是非読んで下さい。


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