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2023/03/19メモ

  • SVBショックへの当局の対応は迅速

  • 当局の対応で市場への流動性供給は過去最高となったが、各行の借入れは2週間程の短期で、直ぐに元に戻る

  • SVBショックで中小銀行への健全性に対する規制は強化され、銀行業界の再編が進むだろう

  • 銀行業界の再編懸念から銀行株は売られているが、売られ過ぎている

  • 米国債券市場のボラタリティーは過去最高。FRBの今後の対応が読めず、投機的に売買されている

  • 米国債券市場で30年金利は意外と落ち着いている。3.5%程度で下げ止まるはず。3.5%を割込めば状況が変わったというシグナルになる

  • 今後の市況によっては、2週間程だったはずの流動性供給が過剰なものとなる可能性がある。これは市況次第

  • 当局の対応で1年程度は流動性が保証される。一方で金融不安は継続しても数週間から数ヶ月。金融不安が解消されれば、市場はリスクオンとなるだろう

  • これがインフレを加速させ、利上げ観測を強め、当局の対応を分かりにくくさせ、債券市場のボラタリティーへと繋がるだろう

  • ECBは、クレディ・スイス問題にかかわらず、50bpの利上げを強行

  • FRBは、国内で急速な利上げに対する批判があり、どうなるか分からない。25bpの利上げか、利上げSkipか。

  • クレディ・スイス救済については、週明けのビッグイベント

  • ECBで50bp利上げが強行されたが、欧州金利は大きく低下。米国発の金融不安、欧州金融機関への波及が織り込まれている。欧州コアインフレ率がピークアウトしていないことを考えると行き過ぎだろう

  • 米国ではハイテク株が買われている。質への逃避。米国は落ちているナイフを拾うプレーヤーが存在し、タフである

  • 米国株は、短期的にどうなるか分からないが、長期的にはセイフティネットが設けられ、楽観できる

  • 日本は、金利上昇を織り込み、海外投資家はリートは売り越し

  • 海外投資家は日本の金利が異常に低過ぎると考えている。

  • 海外投資家は日本株に対しては買い越し。日本は金利上昇しても安泰と考えている

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