見出し画像

本が売れる理由 〜偶然ヒットする本はない〜

・命を削って本を書くのは、当たり前
・本当に売れる本は、魂を込めて広報活動をした本

というお話です。

大河内薫マネリテ戦略室 Voicy 6月27日放送より

■ フリーランス税本

さて今回は、「ヒットする本に偶然はない」というお話です。
まずは、僕が関わった2冊の本を紹介します。

1冊目は、通称「フリーランス税本」。
僕が著者として書いており、累計9.6万部売れている本です。

この本は、学校でも社会でも、誰も教えてくれない税金の知識を、マンガで学べる税金入門ギャグ漫画です。

この本は、税金の本としては、歴史的な売り上げを記録しています。
この本が広まれば広まるほど、日本人のマネーリテラシーが高まると信じ、日夜普及活動に努めているわけです。


■ 本当の自由を手に入れるお金の大学

もう1冊は、ユーチューバーの両学長が書いた「本当の自由を手に入れるお金の大学」です。

なんと、発売一週間で11.8万部売れた、出版業界に旋風を巻き起こしている本です。僕は、この本の税金部分を監修しています。

また、両学長はお友達なので、彼が魂を込めて書く姿を、間近で見てきました。

■ 本を届けるために、魂をこめている

彼の本は飛ぶように売れていますが、決して偶然ではありません。

まず、この本の予約が開始される前から、Youtubeで毎日毎日この本の話をしていましたね。

YouTubeでメインコンテンツである「お金の話」をした後、必ず最後に本の話をする。さらに、 Twitter でも普及活動に努めていました。

さらに凄いのが、彼は印税を放棄しているんですね。

その結果、272ページのフルカラーで1400円という、破格の本が実現されたわけです。

彼の制作過程と普及活動はずっと見ていたので、そこに魂がこもっていることに疑う余地はありません。

その姿をみて、出版社も読者も、頑張ってほしいと思うわけです。


■ 本が売れないのは、作家の責任

著作活動において、魂を込めてクオリティの高いものを作ることは、ある意味当然のことでもあります。

それに加えて、「その本を誰にどうやって届けたいか?」を考えることが重要です。

たまに、本が売れないことを出版社のせいにする作家さんがいるのですが、論外ですね。

本が売れないのは、間違いなく作家のせいです。

出版社から売れないのであれば、自分で売ればいいわけですから。自分が産み落とした子供を、なんで売らないの?と疑問に思います。

やはり、ヒットする本は、その広報活動に命を削っている本です。


■ 大河内薫の広報活動

僕が本を出すときは、やっぱり、色々な活動をしました。

まず、書店回りです。
発売当初、出版社の人たちと一緒に20書店ほど回りました。

そのほかにも、

・自分たちで POP を作ったり
・注文書を肌身離さず持って
・地方に行った時、書店があったら1人で営業に行く
など。

いわゆるドブ板営業なんかもやっていました。

さらにYouTube では、本の表紙がデザインの T シャツを着て、日夜発信しているわけです。


■ 売れる本は、作家が売ろうとしている本

つまり、売れる本というのは、作家が魂を込めて売ろうとしている本です。

少し言葉を変えると、作家が思いを届けようとしている本です。

僕たちは、自分の本を手にとる人が増えれば増えるほど、世の中が良くなると思っています。なぜなら、そう思って、命を削って書いているから。

だから、僕らは当然のように、命を削って広報活動をします。

これは両学長も同じで、彼も日夜発信しています。Youtubeだけでなく、Instagram、Twitterも使って、お金の話と本の広報活動をしています。

「本当にいい本だから、1回でいいから読んでみてくれ」という姿勢が伝わって、本は売れていくわけです。


■ いい本は、プレゼントされる

そして最後に、両学長の「お金の大学」は、プレゼントにもなっています

この本を買っている知り合いは多いのですが、1冊だけ買う人は少ないです。2冊、3冊買って、

「親に渡します」
「子供に読ませます」
「友達にプレゼントします」

という人が多いですね。

こんな風に、著者が命を削って書き、魂を込めて広報活動した本は、売れるわけです。

今回紹介した「フリーランス税本」「お金の大学」、もしよかったら、立ち読みでもいいので見てくれたら、嬉しいです。


■ まとめ

さて今回は、

本が売れる理由 〜偶然ヒットする本はない〜 
・命を削って本を書くのは、当たり前。
・本当に売れる本は、魂を込めて広報活動をした本

という話をしてきました。
今後も毎日noteを更新していきますので、よろしくお願いいたします。

それでは、最後まで読んでくれたあなたに、幸あれ!

じゃあね!

大河内薫マネリテ戦略室
▶️ https://bafs-style.biz/monelite88n


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?