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【失恋】忘れたいと願うほど忘れられない!?

こんばんは^^
神谷百音です。


カウンセリングをしている中で
「失恋を忘れたい」
とお話してくださる方がいらっしゃいます。

忘れたいくらい苦しい
忘れたいと思うのに忘れられない
忘れようと色々やってみたけどダメだった…

悲しい出来事である失恋は
忘れたいほどのことであること
私自身もよくわかります…


けれど、
起こってしまった出来事=事実は
変えることができないし
記憶には残ってしまうものです…

失恋って
忘れることはできないのかな?

悲しい気持ちのまま
ずっと過ごしていくのかな…?


そんなことはありません!!

忘れられない失恋
どうしたらいいのか
考えてみましょう。



◇失恋を忘れることはできない?


まず大前提として、
忘れる ことは難しいのです。

忘れるっていうのは、
なかったことにしたい
と言っているのと同じことだから。

現実的に、なかったことにはできないし
なかったことにしようとすると
見ないようにすればいい
になってしまいます…


嫌なこと
辛いこと
悲しいこと

「忘れたい」

そう思ったとき
今の自分の感情に蓋をして、

パーッと遊んでみたり
とにかくお酒を飲んでみたり
(良くない…!)

仕事を詰め込んでみたり
趣味とかに没頭したらいいんだろうな~と
新しいことを始めてみたり…

とにかくがむしゃらに
忘れるための行動をする。


…けれど
行動した先に待ち受けているのは
あの時と同じ感情です。

だって蓋をして仕舞っておいているだけだから
蓋を開けたら、中身は一緒。


ふとした瞬間に蘇る悲しみ
これが消えることはないです。


…じゃあどうすればいいのか??


忘れる

ことはできなくても

乗り越える

ことはできます。


◇失恋を”乗り越える”とは??


失恋を乗り越えた状態というのは
『思い出しても、悲しくならない状態』
です。


恋愛は、たくさんの感情を動かされるもの。
失恋は、何よりも悲しい感情が大きく揺さぶられます。

思い出すだけで悲しくなったり
心が痛むもの。

だからこそ、その感情を
しっかりと消化させておくことが
何よりも大事。


消化させずに箱の中に閉じ込めておくと
パンドラの箱になって
トラウマの完成です…(泣)


感情を消化させるためには
見て見ぬふりをせずに
感情と正面から向き合うことが
必要になります。

失恋したとき、泣きましたか??

怪我をしたり、痛い思いをしたときって
自然と涙が出てくるものです。

心が傷ついているときだって同じ。
心が痛んでいるのだから、
涙が流れて当然です。

感情のままに
涙を流すことだって必要な時間で、
自分の感情と向き合っている証拠です。


自分の感情と向き合うことは
自分のことを大事にすることに繋がります。

相手のことを好きだった自分を認め、

自分の至らなかったところ
相手との違い
自分が大事にしたかったこと

そういったことを振り返り
受け止めて
次に進んでいくのです。


失恋を忘れる、ということは
相手を愛した自分を忘れる
愛されていた自分を忘れることです。

悲しい出来事で終わってしまったかもしれないけれど、
そこまでの道のりが全て
悲しいものであったはずはありません。


自分が感じた幸せ、愛しさは
受け止めてあげて
大事にしてください。

そして乗り越えた先で、
さらに素敵に自分を成長させて
今よりもっと幸せになりましょう^^


ここまで読んでいただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう^^

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