真夏の外出に必要なものは
真夏の外出時、日本の人だったら、直射日光を浴びないよう、また、日焼けに気を付けるために、長袖を着ている人もけっこういるかもしれない。
しかし、ここはイタリア……
圧倒的に、かなりの軽装の人が多い。
それは、職場に行くにもそうなのだ。
日本のクールビズどころではない。
さすがに、女性のショートパンツはオフィスなどではいないかもしれないが、ノースリーブのキャミソールはいるのではないかと。
男性も、仕事にもよるだろうけれど、ハーフパンツにサンダル履きの人はいる。
外で長袖は少なく見られるが、逆に屋内だと冷房のために、羽織ものを持参している人はいるだろう。
また、公共交通機関に乗る際には、冷房が効き過ぎの場合と、壊れている場合の両方に対応できる準備をした方がよいと思われる。
冷房が壊れていて、具合が悪くなったバスの運転手さんも続出というニュースも目にする状況。。。
出先で昼食を取った後、日が高い時間帯に外に出たら、半袖だったものの、これは数分で真っ黒になりそうな危機感……思わず、バッグの中から白い長袖ブラウスを取り出して羽織る。
帽子は被っているが、日傘はない。
日傘をさしている人は皆無。
いや、地元の人は帽子も被っていない人がほとんど。
不思議なことに、旅行者と思われる人は帽子を被っている人も見かける。イタリア人でも。
地下鉄の駅まで徒歩約十分。
なるべく、日陰を歩くようにする。
十八時までは家にいるようにと電光掲示板に出ている!
家の近くにはこういうものがないので、今夏ははじめて目にした。思わず写真に撮ろうかと思ったが、光ってよく見えないのでやめておく。
地下鉄のホームは冷房が効いていて涼しい。
甘いもの、冷たいものが食べたいなぁ……と思っていたが、到着した地下鉄駅から出たら、前日に買いに行こうかと思っていた焼き菓子はまたの機会にしようという気持ちに。ジェラートですら、なんだかなぁの気分で、結局は、ボトルの水を買おう!と、スーパーに立ち寄る。途中にあったジェラテリアにもペットボトルがあるのが外から見えたものの、それはいくらだろうね?と思うと、そこで買うなと心の声が耳打ちする。
あ、そうそう、ここにスーパーがあったと店内へ。
スーパーには冷えていないミネラルウォーターがあるのは分かるが、冷えているものはあるだろうか……と、小さめだけれど迷路のような店内を探す。ジュースやビールではなくて、水が欲しいのだけど……と探すが、冷えている水は簡単には見つからない。
結局、迷路の出口のレジで「冷えたお水はありますか?」と尋ねることに。レジの男性は、おそらく旅行者の買い物客が購入したドリンクの栓を抜いてあげていた。「はい、そこの入り口入ったところにありますよ」と言われる。
いやだ、そんなところにあったのね~と、その棚の近くに行くと、1.5Lのボトルが目に入り、いや、そんな大きいのではなくて……と思ったら、その脇に品数が少なくなったハーフボトルが奥の方に。なにしろ一番上の棚なので、奥の方で手が届きにくいのだが、手探りで取ったら、ナチュラルだった。しかも、最後の。いや、できればスパークリングがよいのだけど……と思って迷っていたら、どこかの国の旅行者の人がいくつか取って行く。
手を伸ばして、見えないけれど手探りでなんとか引き寄せてスパークリングGet!やったー!!!0.50ユーロ也。(冷えていないボトルのセット購入はもっとお得かと)
冷えたハーフボトルをスーパーで購入している人って、旧市街だったら、きっと旅行者の人が多いんだろうなぁ。
次回のためにも、冷えた水の棚、覚えておこう。
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