温泉は苦手だけど温泉街は好き
私は温泉の大浴場や銭湯などの、不特定多数が入るお風呂が苦手です。
物心ついた時から苦手だった記憶があります。
温泉や銭湯などの大浴場の存在を否定するものではないですし、不快感とか拒否反応とか、そういうものでもありません。
入る必要がある場合などは入ります。
裸の人がまわりにいっぱいる状況と、自分も裸っていう、完全無防備状態が落ち着かないのだと思います。水着を着て入るプールなどであればそういう感情はありません。
あと、ちょっと潔癖症的な感じなんだと思いますが、いろんな人が出入りして、人体から出たどんなものが溶け出しているかわからない(?)湯に入るのかっていう抵抗感みたいなものもあります。
そういう苦手感を感じる人が身近にいないのですが、あんまりいないんですかね…
ということで、温泉をはじめとした、たくさん人が入るお風呂が苦手なのですが、温泉街はすごく好きなのです。
海外旅行に行き始めてから、日本国内はあまりいろいろなところに行ったことがないことに気づき、ちょいちょい国内も旅行するようになりました。
そこで、温泉に入りもしないのに、温泉地には観光に行きます。
温泉地独特の少しのんびりした雰囲気、浴衣の観光客がたくさんいる状況、温泉街のお土産屋さんや食べ物屋さんが並んでいてちょっと浮ついた感じ、など、温泉地独特の雰囲気に惹かれるものがあります。
あと、温泉地にある老舗温泉旅館の昔ながらの建物や、自然の中に温泉街がある光景などは、風景の鑑賞の視点で素晴らしいなと思います。
なかなか泊まることはできませんが…
せっかく温泉地に行って温泉に入らないので、もったいないとは思うのですが、とりあえずなんか美味しいもの食べて、温泉街の雰囲気だけ楽しんで帰ることが多々あります。
次は山形の銀山温泉とか、大分の別府&湯布院とか行ってみたいなと思っています。(山形も大分も行ったことがないので)