でっか!
ショーを見るために、会場に移動した時、目の前にあるプールで泳ぐイルカを見て、子が放ったのは、
「イルカ、でっか!」でした。
「でっか」は「でっかい」の短縮形です。念のため。
僕が育休期間中だった昨年の二月、上の子デーも作ってあげたら、と言う妻の言葉に背中を押されて、上の子と時間を過ごしました。
この発言の前提として説明しておくと、当時すでに妻は職場復帰しており、ほぼ毎日出勤していました。0歳の下の子は、昼休みや終業時間に合わせて、僕が妻の職場まで車で送り届ける「授乳便」を実施していました。
そんなこともあり、上の子は基本的には保育園へ。「下の子は家にいるのにー!」という不満の声は、あいさつのように毎日唱えられていました。
まだ水族館に行ったことがなかった子のために選んだ場所は、新江ノ島水族館でした。
2月の下旬、少し暖かさが感じられる日でした。
車で2時間ほどかけて、江ノ島へ。僕は小学生の頃に遠足で来て以来の、えのすい。とても綺麗になっていて驚きました。
館内は薄暗く、それが怖かったのか歩みがゆっくりになりましたが、水槽の中を泳ぐ魚たちに励まされ、どんどん元気になっていきました。
気になった水槽では石像のようになり、そうでもない水槽は素通りというわかりやすさで見物を進め、あっという間に最上階のテラスへ。
名物のクラゲの水槽は、「お母さんが刺されたんだよねぇ」と言って怖がり、ほとんど素通りでした。
ところどころにあった、ぬいぐるみの“くじ”が気になるようで、1番欲しがっていたカワウソを購入。
すると、甲斐甲斐しいのか、ただ欲しくて誤魔化しているのか、留守番している母や下の子にも買いたいと言い出したのです。
結局、イルカ、ペンギンを相次いで購入し、イルカショーの時間が迫っていたので、ショーの会場へ向かいました。
初めて見るイルカの大きさに驚いていましたが、ショーもとても楽しんでいました。ショーは、見せるというよりは紹介するといった感じで、派手さはないけれど、人間と動物が対等な存在として見せるような工夫が感じられました。
実物を見ることで、大きさや色を知ることができます。
動物園と同じように、生きているものを見ることで、想像ではなく実際にいることを感じてもらって、何かの経験になればと思っています。
近くにある浜辺で貝を拾ったり、レストランでランチを食べたりして、はじめての水族館を満喫した子は、帰りの車では、すやすやと・・寝てはくれませんでした(笑)
テキストだけだと、意味が分かりにくいタイトルにしてみました。子の発言がとても印象的で、また本人の気持ちが入っていたので、水族館に行ってよかったなぁと思います。infocus📷さん、いつもありがとうございます!
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