見出し画像

1%の福音

睡眠は32、食事は8、仕事は40・・一体なんのことでしょうか。

それぞれの数字の後ろには、ある単位が付きます。・・すでにタイトルで出していますが、%がつくのです。

もう少し具体的に書くならば、

睡眠は8時間で、32%

食事は三食合計で2時間だから、8%

仕事は通勤含めて10時間で、40%

いくつかの例を挙げましたが、1時間で4%・・1日の中の時間の割合を表していました。

1日である24時間の1%は、およそ15分。長いか短いかは、個人差があると思いますが、1日のうちの1%だけでも何かに取り組んでいたら、少しずつ身について来たり、自分にとって価値のあるものになるのではないか、なんて言われています。

そんな中でよく言われるのは、読書をすること。自己啓発系の本には、読書の有用性が書かれ、働き方の本にも読書の重要性が書かれています。読書をすることにも、個人差がかなりあって、好きな作家や好きなジャンルはまちまちです。

以前、同じ職場の20歳以上歳の離れた方と読書をしていることで意気投合し、いくつも本を貸していただきました。その方のおかげで、原田マハに出会い、夢枕漠に出会いました。

読書は、見えないようで見える趣味だと思います。本を読んでいること自体は、職場でも”見える”わけですが、中身はわかりません。他の趣味では職場で実践することは難しいものも多いと思うのです。本を読んでいれば、同じく本を読んでいる人が見つけてくれる・・そんな経験を何度かしてきました。

先程の先輩と同じ職場で、僕と同じくらいの年齢の同僚もまた本を読む人でした。声をかけられたのは、あまり職場では読まなかった自己啓発系の本を読んでいた時。何を読んでいるのかと訊かれましたが、なんだか恥ずかしくて無言で表紙を見せました。

別の時には、本を全然読んだことがない、と言っている同僚がいました。漫画やゲームはわかるけれど、小説や作家を知らないのだと話していました。毎日のように本を読んでいた僕には、想像もできない感覚でした。そのくらい、本を読むことが当たり前だったのだと気がついた瞬間でした。

ただ、読書は色々と必要な時間の中で後回しにされがちでもあります。気がつけば1日が終わり、今日は1ページも読めなかった・・という日もあります。

自分の1日を振り返ってみると、読書は1%程度が多いのですが、こうしてnoteに投稿したり、ほかの投稿を読んでいる時間は少なくとも4%。多い時には、10%くらいになっていることに気がつきました。

1日1%・・さて、何をしようかな。


#1 % #読書 #記憶 #割合 #読書の秋2022


最後まで読んでいただき、ありがとうございました! サポートは、子どもたちのおやつ代に充てます。 創作大賞2024への応募作品はこちらから!なにとぞ! https://note.com/monbon/n/n6c2960e1d348