1泊2日で13杯
日本に、「うどん県」という県があるのをご存知でしょうか。市町村合併で新しくできたわけでもなく、テーマパークのエリアとしての名称でもなく、ネット上にできた仮想自治体でもありません。
かつて、さまざまなメディアによって放送されていたので、多くの方がご存知のことと思います。
うどん県がとても流行ったので、温泉県などと名乗る県も現れました。ただ、うどんは全国的に人気の食べ物で・・って前置きが長くて失礼しました。
毎週月曜日の、旅の記録。
今回は、うどん県こと香川県への旅。
”讃岐うどんって美味しい”らしいぞ、と聞いて夜行バスでうどんを食べに行きました。
美味しいうどんを食べたくて香川県に行くなんて、味噌ラーメン食べに北海道に行った、スネ夫みたいですね。
とにかく美味しいうどんをたくさん食べよう!と意気込んで、1泊2日の旅で、食事は、ほぼうどん。確か13杯くらい食べたと思います。僕は麺類が好きなので、全く飽きませんでした。
うどんの写真が、うどんうどん続きます。
薄く透き通ったつゆと、コシの強い麺が本当に美味しかった。
当時は、東京には讃岐うどん屋さんがまだ少なくて、店に入るたびに感動していました。ぶっかけの食べやすいこと。うどんにレモン、もはじめての美味しさでしたね。
ついつい、うどんの友だちである天ぷらや稲荷寿司を取りそうになるのですが、うどんを食べるという純粋な目的を胸に、ぐっと堪えることも。
肉味噌、もとても美味しいうどんでした。写真だと、ミートソースみたい(肉味噌を英語にしたら、あながち遠くないかも笑)
僕がうどん県にいることを知った方から教えてもらったお店で晩御飯。天もりひやおろし。また食べたい。
早起きして、早朝うどん。5時半から開いている店に、6時過ぎに到着。かけ放題のシステムも、とても驚きました。
釜玉。玉子はそれ自体に迫力はないけれど、見た目や舌触り、喉越し、そういう味覚以外に訴えるのが上手い。
香川県庁舎。右のやつ、めっちゃかっこいい!と後で調べたら、丹下健三の作品でした。なるほど。
そんな県庁さんの近くの店で。ぶっかけは、つゆでお腹タプタプにならないから、たくさん食べられそう。いや、これはただの醤油うどんか・・。朝うどん3杯目。
最後くらい、天ぷら付けとくかー、とちくわ天を。皿の角にある少しの辛子に、芸が細かいなぁと、妙な感心をしてしまいました。
沢山の店に行きましたが、どの店も共通して美味しかった。タレの味も違うし、麺の太さも微妙に違う。店員さんとお客さんのやり取りも、東京の蕎麦屋とはぜんぜん違うのでした。
家からマイどんぶり持ってきて麺だけ買う人とか、自分で麺をお湯に浸して温める店も。
名物と呼ばれる食文化があるところには、朝も食べられる店があるんだなぁと思いました。そうでなければ、こんなに浸透しないですし。
・・お腹空いてきたなぁ。
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