見出し画像

最長は最高だった

日本一長い川は、新潟県を流れる信濃川です。

このフレーズを小学校の教科書で見かけた時、いつか見てみたいなぁと思っていたのですが、ようやくその夢を叶えることができました。

先週、新潟のマラソン大会に参加したのですが、前日からゆっくりしたらと家族に言ってもらえたので、前日に新潟の長岡に向かいました。

実は当初は、マラソン大会の行われる駅の隣というだけで選んだ場所だったので、ほぼノープラン。現地についてから地図を見てハッとしたのでした。観光施設らしいところは、すでに閉まっている時間でもあったので、少しジョギングするかぁ…とスマホで地図を開いたところ、街中をドーンと流れている川が…なにこの幅の広い川…地図を縮めていくと「信濃川」の文字が。

えー!この辺流れてるの?信濃川?

と、妙なテンションになって、絶対に見よう!と走り出したのでした。

大通りに沿って走ると大手大橋、別の道に分かれると長生橋という橋へ行けると分かり、対岸を走り、ぐるっと回るイメージで、長生橋に向けて走り出しました。

いよいよ橋の袂へ…橋の入り口の堤防に立ってみて、驚きました。

長い……そして、河川敷ひろーい!
長生橋は、特徴的な幾何学模様の鉄骨が印象的な橋でした。

信濃川ともなると、対岸までの距離がゆうに1キロもあるようで…堤防に立っていたジョギングコースの地図を見て驚きました。

軽いジョギングのつもりで走り始めましたが、橋1本で1キロ、対岸を走って別の橋を渡って、3キロもの距離があることがわかりました。

こんな看板を撮っている人などいない

川の流れと河川敷を眺めながら渡る長い橋、旅先でジョギングすることの楽しさを実感していました。

有名な花火大会の打ち上げ場所から近いようで、綺麗に整備された河川敷が印象的でした。渡ってきた長生橋にも花火が仕掛けられるのだとか…。

広い河川敷の奥、先ほど渡ってきた長生橋が見える

仕事柄、国土交通省のHPを見ることが多いので、信濃川についても国交省の説明を引いてみました。

越後平野を潤す日本最長の美しき大河-信濃川-

信濃川は、長野・新潟県境で「千曲川」から「信濃川」と名を変え新潟県に入り、中津川、清津川及び谷川岳に源を発する魚野川と合流して越後平野を潤しつつ、大河津分水路ならびに関屋分水路を分派して日本海に注ぐ一級河川です。流路延長は水系全体で367kmと日本で最も長い川です。水系全体の流域面積は新潟県の面積とほぼ等しい11,900km2で、利根川、石狩川に次いで第3位となっています。

国土交通省ホームページ

思いがけず長い距離を走りましたが、夕焼け間近の信濃川を眺めていた時間は、とても穏やかでした。それにしても、土地が広大で気持ち良い場所でした。 

歩道と車道の間のガードレールがなくて驚き


僕が旅行に行くと、観に行きたくなるのはその町の役所です。駅前にあったアオーレ長岡という施設に、市役所が併設されているとのことで観に行きました。

駅から続く歩行者通路を渡って行くと、広い施設に繋がっており、そこに市役所への入口もありました。

アリーナと併設されているアオーレ長岡・・これもまた驚くような開放感と、楽しい雰囲気のある場所でした。

翌日のマラソン大会に備え、長岡名物のへぎそばを食べて、宿に帰りました。思いがけず観光とジョギングを両立させた、長岡・信濃川の旅でした。

名前は知っていても観たことがないもの、に出会えた喜びはひとしおです。幅の広い信濃川の風景を撮った写真を加工してサムネイルにしてくださいました。infocusさん、ありがとうございます!

#旅 #信濃川 #ジョギング #川 #日本一

最後まで読んでいただき、ありがとうございました! サポートは、僕だけでなく家族で喜びます!