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じっくり、でもさらりと

毎日、幾つものスキを贈っていただいているのに対して、僕は返せていないと常々思っている。

ただ、とある方の投稿にもあったけれど、スキが欲しいから(投稿を読まずに)贈っていると言う方は少ないはずだ。僕自身がそんな運用をしていないこともある。

僕の一つの投稿に、目を通し、時間を使っていただいて、さらには一つ前とかリストアップされた投稿にも飛んでいただけること。とてもありがたい。

読むことは誰かの言葉に耳を傾けることに似ている。聞くことだ。

書くこと、投稿を作ることは、果たして何に似ているだろうか。僕は、話すでもなく、歌うでもなく、考えていることに似ていると思っている。

書くことが好きな人は、書くことをさらにご自分の好きなものに例えて書いてくださる時がある。少し前に、その方の投稿に感じる雰囲気をご自分で表していて、ピッタリだと思ったことがあった。

長屋さんの整った言葉に触れると、自分のことを書くのにちょっと難解な言葉とか例えとか、そう言う「小細工」って要らないなと思う。

夏の始まりの投稿、夏の終わりが見えてくる(見えて欲しい)この時期に、あぁ2ヶ月前はこんなふうだったかと思い出す夏の始まりがある。

水出しコーヒーが投稿そのものだとしたら、コーヒー豆は書く素材なのかも知れない、とも思う。

コーヒーは生豆では飲めない。

乾燥させ、焙煎し、挽いて、抽出する。書くことも、実は同じかもしれない。記憶の変化、誰かとの対話、自らの成長、きっとそれらが混ざり合って書いているのではないか。

実際、水出しコーヒーよりも長く時間のかかる投稿もある。読み手は、果たしてどんなふうに飲んでくれるだろうか。


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