InnoScouterのCTOになりました
どうも。大西(Twitter: @monarisa_masa)です。
実は、2021年10月で、3年半お世話になった株式会社LegalForceを退職し、株式会社InnoScouter(イノスカウター)のCTOに就任しました。
InnoScouterでは、大企業のCVC、オープンイノベーション部門向けのSaaSを開発しています。
↑の背景について、色んな方から質問いただいたので、思い切ってnoteにしてみることにしました。
Masanori Ohnishi / @monarisa_masa
略歴: 新卒でゲーム系スタートアップに入社。2018年より株式会社LegalForceに一人目のエンジニア社員として入社。2021年10月より株式会社InnoScouterにCTOとして参画。
LegalForceの創業初期メンバーとしてコミット
LegalForceとの出会いは、「僕らがLegalForceを創業した理由ー社会全体の法務レベル向上を目指してー」というWantedlyの記事でした。
弁護士として法務業界を変えていく、という代表角田さんの熱い思いに惹かれて、0→1フェーズにジョインしました。
初期のフェーズでは、フロントからバックエンド、インフラ、そして検索基盤の運用や、いくつかのAPIを立ち上げたりと、本当に幅広い経験を積ませていただきました。
(このタイミングで、SPA開発やAWSによるインフラ構築など、今風の開発スタイルを叩き込まれたイメージです。)
そこからある程度、組織が大きくなり、組織改革も何度か経験し、最終的にはサーバーサイドのWebエンジニアリードというポジションで、サーバーサイドのアーキテクチャに責任を持っていました。
(このタイミングで、DDDといった設計周りのところも積極的にキャッチアップしたり、チームメンバーをまとめるといった動きをしていました。)
そうこうしているうちに、入社当初5人だった組織が、気づくと250人という大組織になっており、リーガルテックという業界の急速な盛り上がりのど真ん中にいられたという感覚があります。
最近では、シリーズCの大型調達や、CM放映のニュースも出てきて、LegalForceは勢いはまだまだ止まらないと思っています。
本当にお世話になりっぱなしだったなという気持ちで、これからも引き続き応援していきたいと思っています。
なぜ転職しようと思ったのか
どうしてこのタイミングなのか、会った方全員に尋ねられました。
LegalForceはまだまだ成長する。
スタートアップの中でここまで急速に伸びて、この規模になれるなんて会社は稀。
そもそもここまで生き残っていることすら珍しい。
つまり、このフェーズを経験できる機会はめったに得られない。
普通に考えたら、辞めるべきではない。
ただ、今自分が本当に何をやるべきなのかを真剣に考えてみたんです。
僕が一生を通じてやりたいことは「スタートアップがどんどん生まれる世界をつくっていく」ことです。
この思いは大学在学中から今まで変わってないんです。
当時大学生の僕は、ひょんな機会をいただき、シリコンバレーに行き、↓のような動きを目の当たりにしました。
毎日のようにスタートアップがピッチをし、VCから投資を受け、大きくなったら、大企業に買収される。(IPOももちろんあるが、アメリカの場合は9割がM&A)
買収された後は、新しいスタートアップをまた始めたり、自らが投資家として後進のスタートアップに投資していく。
シリコンバレーで新しいものが同時多発的に生まれている理由は、ここにあるんじゃないかと感じました。
こういったサイクルを日本でも起こしたい。
ただ、それを実現するには、様々な問題を解決する必要があります。
（例えば、「大企業によるスタートアップ企業への投資・事業連携の成功率が低い」という問題があります。）
そして、この領域の専門家で、起業しようとしていた、InnoScouterの代表・川島に出会い、一緒に起業することにしました。
InnoScouterで何をやっていきたいか
InnoScouterでは、組織から「できない」をなくすをミッションに、大企業とスタートアップ企業の連携をサポートするSaaS「InnoScouter」を開発していて、既に複数の大企業に導入させて頂いています。
InnoScouterの特性上、中小企業ではなく、初手から大企業への導入となるため、中々チャレンジングではありますが、短期的には、このサービスをなるべく早く使い物にして、大企業のCVC、オープンイノベーション部門、そして事業部門の生産性をより高いものにしていきたいと考えています。
とはいえ、「大企業によるスタートアップ企業への投資・事業連携の成功率」を上げるには、シンプルな機能のSaaSだけでは解けない課題もたくさんあると思いますので、様々なプロダクト・アプローチを模索中です。
是非、優秀な方、助けてください...!!
長くなってしまったので、この辺で締めくくろうかと思います。
最後に求人をさせてください！
InnoSccouterは、こうしたミッションに共感いただける、優秀な方、特にエンジニアを募集してします！
フロントエンド、バックエンド、正社員希望、業務委託希望、リモート希望、カジュアルに話してみたい方もとりあえず、ご連絡ください！
僕のTwitter(DM解放されています)や、Facebook Messengerに直接ご連絡いただいても構いません！
このご時世なので、メッセージ交換の上Zoom等でお話できればと思います。
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