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Day.23 誰かのチームじゃダメなんだ、みんなのチームが最強。

23日目は
「仕事や勉強でいちばん大事だと思うこと」

チームの力

素晴らしいチームって、時には実力以上のことも
できるって感じた体験があります。

とあるプロジェクトチームが3つ、
社内で発足しました。
そのひとつのメンバーになった時の話です。

3チーム、それぞれの課題を与えられ
一年かけて目的を達成するために
自分達で企画、提案、実行、年度末に
それぞれの成果を発表するというこの試み。

それぞれにテーマは違っていたのですが
自然と他のチームには負けたくない!
ウチらが一番成功したい!

と、ライバル意識がメラメラ(笑)

私たちのチームは20代が3名
そして私たち40代(当時)も3名。
ヤングチームのうち2人は新入社員です。

ちょうどその頃、部署内で休職者がいたため
私の仕事は多忙を極めていました。

持ち仕事で精いっぱい、めんどくさい事になったなぁ…
でも、リーダーについていけば大丈夫。

私達のリーダーは、企画部所属で
社内、社外の様々なイベントにかかわっていて
そりゃあもう、場数を踏んでいますので
企画、運営はお手のもの。
ついていけば大丈夫!

……と、思っていたのですが
蓋を開けてみると……

確かにリーダーは、見事なプランニングで
自分がやりたいことを全力プレゼン。

なるほど、そうなのか…。
そしたら、私の役割はこうして、ああして…。
と、自分がやるべきことを
考えてやっていこうと思い、
最初のミーティングは終了しました。

すると、ヤングチームの様子が変なのに
気がついた私は声をかけたのです。

「お疲れ様、どうだった?初回ミーティング」

「なんか、リーダーのやりたい事ばっかりで
 僕たちは何か違うって思ってて…」
「全部やること決められて、押し付けられてるっていうか…」

がびーーーん!
そうだ!
何のためのチームなのか!

自分の仕事の忙しさを言い訳にして
リーダーのプランに乗っかろうとしていた私。
(恥) 

「でも、何かいい提案があるわけではないし」
「僕らが言っても…言いにくいし…」

彼らは主体性を持って、自分も参加すべく
ミーティングに臨んだはず。
なのに、ろくに発言もしないまま話し合いは終了、
意見はもちろん、発言、いや、つぶやく事すら
できなかったんです。

完璧に私達、オールドチームのミスです。

即、私達は話し合い
まず、ヤングチームが心置きなくやりたい事や意見を
言える場所をつくることから始めました。

具体的には
①メンバー全員が、目標達成のための同じ価値観を持つ
②自分で考え、自分の意見を持ち、勇気持って発言(笑)
③どんな意見にも耳を傾ける

その為には
・分からない事や相談をしやすい空気づくり、否定しない
・均等に発言する機会を設ける
・あたりまえだと思わず、感謝の気持ちをわすれない

やってみて思ったのは
アイデアって、雑談やふだんの何気ない会話から
出てくることが多いんです。

いや、ほぼ、ほぼそうだといっていい!

自分の話なんて、役にたたないし
まだキレイにまとまってない考えだし…
と、思っていても他の人が聞いたら
そこから発展して、また別の意見をかけあわせて
どんどん発展していく……

こうして、みんなでトコトン話して
やってみて、試行錯誤して
笑って、時に怒って、涙もありました。

一年後、私達のチームはみごと目標を達成
急遽、社長賞で表彰されたのです。

あとから聞くと、他の2チームは
・リーダーのワンマンチーム
・メンバーがまとまらなかった
・誰かひとりに頼り過ぎた
など、やはり人的要因で上手くいかなかったようです。

一人のエースより、チームの力

青臭いことを言うようですが
そんなことを感じたもなか、40歳のころ。

打ち上げで十八番の
かもめが飛んだ日を大熱唱したのも
ステキな想い出(笑)











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