恋慕の感情は人を狂わせるって話〜スートーカー？〜

ふとまとめようと思い立ち、noteを開いた次第です。
どうも！もなカスです！
今回、まとめるのは私が中学生の時に起きたちょっとした(？)
ストーカー事件についてです。

断言します。ノーフィクションです。

ことの始まりは、2年前の冬頃…私が中学2年の時です。
私の学年には、すごく浮いている男の子がいました。

彼との出会い

わたしも馴染めている方ではなかったのですが、彼は特に浮いている様子でした。
女子からは避けられ、男子からは陰口や軽い暴力…
もちろん、友達なんていない様でした。

それでも彼は、1日も休むことなく毎日学校に来ていました。

私は、そんな彼に純粋に興味が湧きました。
私も小学校の時、虐められていたので、もしかしたら彼と仲良くなれるのではないかと思ったのです。

私は、周りが言う彼の悪い噂を聞きませんでした。
友達の制止を聞かず彼に話しかけました。

しばらくして、私と彼は放課後によく話す様になりました。
もちろん、休み時間も話したりしましたが、私は絵を描いてばかりだったので、話すのは主に放課後でした。

放課後の教室で

放課後になると、教室に残っているのは二人だけのことが多かったです。

普段から、彼はボディータッチが多い人でした。
たとえば、手や、手首、首、髪などが多かったです。

とくに、髪は頻繁に触ってきました。

すこし自慢なのですが当時の私の髪は、真っ黒のストレートロングでよく、さらさら艶々と友達に言われていました。
私も自分の髪が好きで、よくつげの櫛で樋ていました。

彼はよく私の髪を櫛で樋てくれました。
(気付いたら櫛取られていつの間にか樋かれてた。)

そこまでなら、まだ良かったのですが…

エスカレート

ある日、いつも通り放課後彼と話していたら、急に首を締められました。
軽くではありません。(軽くでも怖いですけど)

私が涙目になったところで彼は手を離しました。

当然、私は彼に何故こんなことをするのか聞きました。
すると彼は当然の様にこう言いました。

｢だって、モナの首綺麗やから。｣

その日はもう帰るねと言い帰宅しました。

それから私は彼を避ける様になりました。
しかし彼の行動はエスカレートするばかりでした。以下箇条書き

移動教室の時必ず後ろにいる(クラス違うのに)
必ず自転車を私の自転車の隣に置く
私の家にアポ無しで来る(二駅となり)
私がいるカラオケの部屋に突然押し入る(各部屋見てまわったらしい)
私のTwitterから私の出先を特定しついてくる
私の机に手作りらしいお菓子をいれる
盗撮するetc...

と、まぁこんな感じにいろいろありました。

流石に私もハッキリとやめてくれと言いました。
すると、そこから1〜2週間はパッタリと彼の嫌がらせ(？)はやみました。

彼が最後にとった行動

彼からの嫌がらせ(？)がやみ、1〜2週間たった頃、私はいつも通り放課後の教室に残り、一人絵を描いていました。

私は昔から集中すると周りが見えなくなるタイプで、ひどい時は何度も声をかけられても気付かない事もありました。

だから、彼が教室に入ってきたのにも気が付きませんでした。

ふとあたりが暗くなったので顔をあげると、目の前に彼はいました。
私は驚いて思わず立ち上がりました。
すると彼は私の後ろに回り込み、後ろから抱きついてきました。

当時、私は小柄な方で148㎝程でした。
しかし、彼は大柄で170〜175㎝程で、体重がおよそ70〜80㎏

あ、ヤバイな…と思った時
ちょうど委員会の仕事が終わった友人のEが教室に戻ってきて
E｢なにしとんじゃお前！！！！！｣
と彼に怒鳴ってくれました。

それに驚いた彼は私を離し、教室から出て行きました。

その数日後、下校時に待ち伏せしていた彼が話しかけてきて、こう言いました。

「モナのこと好き。付き合ってくれん？」

わたしは、好きな人がいるからと断り帰宅しました。

それから

この事案が起こってからは、もう彼は私に接触してこなくなりました。
私は高校に進学し、彼とは完全に交流が無くなりました。

あのときEが助けてくれなかったらと考えると恐ろしいものです。

今考えると不思議な人でした。
悪意はなかったのでしょうが、すこし怖い体験でした。

皆さんも人の恋慕の感情には気をつけましょう(？)